キンカン

　朝方、かゆくて目が覚める。手の指に、足に、膝の裏に、３～４箇所蚊に刺された。
まだ意識朦朧として、暗い中手探りでキンカンを探す。無い。
仕方なくドレッサーまで起き上がり、それらしきビンを掴む。塗る。塗りたくる。
また布団に倒れこむ。う～、かゆい。また塗る。なかなかおさまらず、塗っては倒れを繰り返し５時半を迎える。
薬局の前を通り過ぎ、キンカンを思いだし、戻る。そ、もうほとんど無かった。
また今朝のようなことがあると、安眠妨害！キンカン無しでは眠れまい。
　さて、大ビンを買うか、小ビンを買うか。大と小では、４００円の開きがあるのだ。
大は小を兼ねる。誰よりも刺される長男がいるし、ここはひとつ大を買うか？
いやいや、夏は終わり、蚊もいなくなるだろう。使い切って、来年新しいのを買った方がいい。消費期限は４年。
意外ともつもんだ。う～、大を掴んでは棚に戻し、小を掴んでは棚に戻しを繰り返す。
ダンナがいたら、どっちでもいーだろとはたかれそうだ。
分量からすると大がお得なのよ。でも、千円以上も虫刺されに払いたくないのよ、夏も終わりだし。
決めきれなくて、店内１周しちゃったりして。結局買ったのは・・・