聖ドミニック教会を再建すると、雪の降るクリスマスの晩に、ひょう然と立ち去った神父オマリーが、赴任したのは聖メリーの教区であった。ここには学園が付属しているが、老神父オーガディには窮迫している教区の財政を建て直す能力はなかった。オマリー神父が来たのは、そのためでもあった。学園は尼僧長ベネディクト尼が、学園長として教育と経営の任に当たっているが、教育家としては申し分ないにしても、経営の方は円滑に行かないのは是非もないことだった。
聖メリーの鐘 1945年/米/レオ・マッケリー
やっぱりこういう映画、大好きですね~。
「我が道を往く」もとてもよかったですが、こちらもいいですね~。
なんと言っても、イングリット・バーグマンが可愛くて可愛くて、ボクシングのシーンは微笑ましかったですね~。
それに、ラストのあの笑顔は本当に素敵でした。
そのラスト、療養から無事に帰って来て子供たちに囲まれる・・・っていうのもよかった(観たかった)かな~なんて思いました。
一点だけ気になったのが、パトリシアのお母さん。
とても困窮した生活には見えなかったのと、父親との関係が不思議でした。
パトリシアが生まれる前に父親との連絡が途絶えたはずで、それなのに、久しぶりに再会して子供が居たことが分かったからこれから仲良く・・・ってなりますかね~?
とまぁ~、細かいことはあまり気にせずに観た方がいいのであって、やはり、バーグマンの可愛さを満喫すべきかな?なんて思います。
本当に素敵なシスターでした。