巨大な宇宙船が漂着し、異星人を難民として受入れることになった南アフリカを舞台に、そこで巻き起こる驚愕の事件をリアルかつ迫力の映像で描き出していく。エイリアンたちを難民として受入れてから20数年後のヨハネスブルグ。共同居住区“第9地区”はいまやスラムと化し、地域住民の不満は爆発寸前に。そこで超国家機関MNUは、エイリアンたちを新たな難民キャンプへ強制移住させることを決定、プロジェクトの責任者にヴィカスが抜擢される。さっそく彼らの住居を訪問し、立ち退きの通達をして廻るヴィカスだったが…。
第9地区 2009年/米・ニュージーランド/ニール・ブロンカンプ
最初、なんだこれ?といった感じで、あまり真剣に観ていませんでした。
だんだんと、ヴィカスは何かをやらかしてしまったのね?と、ちょっとミステリアスな雰囲気に徐々に引き込まれて、後半は、なんだか後味が悪くなりそうな雰囲気に、思わず眉間にシワを寄せながら観てしまいました。
エイリアンは存在するんだろうな~と思うし、このお話のような出来事が無いとも言えないと思うし、でも、だからといって必要以上にリアルに考えるまでには至らなかったけれど、自分の気持ちとして複雑なものを感じました。
エイリアンの扱い方、ヴィカスの生体を勝手に売ろうとする浅ましさ、人間ってホントに嫌な生き物だなとも感じました。
意表をついた展開に驚きましたが
自分は、エイリアンに敢然と立ち向かう
人類の姿を見るほうが心揺さぶられるので
ちょっと、普通という感じでした。
個人の感性なんですが…
評価が高い理由はなんとなく
分かりましたけど。
入り込む程でもないと思いましたが、こういう発想も面白いね~といった感じですかね?