ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

幸せへのまわり道

2021-09-21 | 映画 ア行
ロイド・ヴォ―ゲルは、雑誌記者として華々しいキャリアを積んできた。今は愛する妻と生まれたばかりの子どもと暮らしている。ある日、ロイドは姉の結婚式に招待され、式場で絶縁していた父・ジェリーと再会を果たす。ロイドは、家庭を顧みず自分たち姉弟を捨てた父を許せずにいた。些細なことがきっかけで手を上げてしまうなど、心の内にわだかまりを抱えていた。それから数日後、ロイドは編集部の依頼で、子ども向け番組の司会者として人気者だったフレッド・ロジャースに関する記事を書くため、彼の仕事場を訪ねる。フレッドは、ひと目見ただけなのに、ロイドが抱えている家族の問題や心の葛藤を感じとる。一方、ロイドもフレッドの不思議な人柄に惹かれていく。やがて2人は、取材の名目を越えて、公私共に交流を深めていくのだった…。

幸せへのまわり道 2019年/アメリカ/マリエル・ヘラー




女の尻を追いかけることが重要で子供達を捨てて好き勝手なことをしてきて、死期が近いからといっていきなり息子に近寄ってきて、許しを請うなんて、そんなの好き勝手やったもん勝ちじゃないですかね。
それでも、今死のうとしている人間を許さなくちゃダメですか。
理不尽であろうとも、子供は気持ちをかきむしられようとも親を許して、親は許されて気持ち穏やかにってそんなの狡いとしか言いようがないです。
「僕も愛しているよ、父さん」なんて、私なら口が裂けても、爪を剥がされても、目玉くり抜かれても言えない。思ってもいないことを言えない、嘘は言えない。
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