1945年8月、広島に原爆が投下された。米軍のさらなる攻撃に立ち向かうべく、先に降伏した独軍から接収した特殊戦闘能力を搭載した潜水艦イ507を出撃させるのであった・・・。
2005年/日/樋口真嗣
観て来ました、昨日。
率直な感想として、日本もこーいう映画を作れるようになったんだな~っと思いました・・・。
ストーリー的なものとして、このお話の数日間というのは128分(上映時間)の中の出来事であり、あくまでもフィクションである、という事を念頭に置くべきだと思った。
でも、その数日にこういう事があったかもしれない、と思う事も有りなワケであったりもするのであって・・・。
戦争に超能力が使われた事はあったかもしれない、でも、実際に戦って、戦争というものの為に命を落とした人々を思うと、あまりに安直なような気がした。
という感じで、少し感情的になってしまうので、あくまでもフィクションだという事を忘れずに観るべき、かと・・・。
でもね、野球ボールを拾おうとして腕が抜けなくなって・・・というシーン、そりゃないぜ・・・と、一気に興醒め。
いくら浅瀬だからといって潜水艦があっという間に浮いたり沈んだりするの??と、粗を探しては失礼かもしれないけど、どーしても気になるシーンがあったりするので、「あっ、そうそう、フィクション、フィクション・・・。」って我に帰らせてくれたりするかな。
それと、俳優さんについて、ほとんどが出張り過ぎず、グッとお腹に据えてるっていうか、日本男児らしさ(そんなのあんのか??って笑わないで!)があって良かったような気がした。
石黒賢と鶴見辰吾、もうちっと出番が多ければヤバかったかも・・・。
で、電気グルーブが得に良かった。目がいい!演技ができるなんて知らなかったけど、これからも俳優として活躍して欲しいと思ったよ。
というのも、あまりにも、あまりにもよく見る俳優ばかり・・・。日本の俳優って、これしかいないの??と思われても仕方ないくらい、同じ顔ぶれだわ。これはとても気になった。
えっと、実は前半途中でちょこっと寝てしまいました・・・。もっと、序盤からラストまでガーーーーーッと緊張感があってもいいと思うんだけどなぁ。とにかく眠くなっても~た。
劇場内は年輩の方が大半で、若い方(たぶん、妻夫木くんでしょ)も少しいた。年輩の方はシクシクと涙していて、↑の繰り返しになるけど、戦争という日本としては余りにもリアルなテーマなだけに、もう少し“何か”が欲しかった、かも。もったいなかったなぁ~、とも思った次第で。
もちろん原作には有りません。
醒めてしまってもしょうがないです。(泣)
はっきり言って脚本がダメです。
もっと人の死、戦いの醜さを出して欲しかった。
戦国自衛隊と亡国のイージスも同じ作り方なんでしょうね。
やはり、TV会社がスポンサーでは無理かなと思いました。
これでは韓流に負けます。
残念です。
TBさせて頂くのをうっかり忘れておりましたぁ~。
遅ればせながらTBさせて頂きました・・・。
改めまして、TB&コメントありがとうございます!
あ、そうなんですかぁ~、あのシーンは原作にはなかったんですね?あれ、ちょっち浮いちゃってましたよね。
そうですか~、やっぱり原作には及ばないし、忠実さもなかったって事ですかね。
脚本は原作にとことん惚れ込んでもらわないとダメですよね~。
『戦国自衛隊』、これってタイムスリップしちゃうの~?主演の人、あ、反町さんだ、彼はちょっち・・・。
『亡国のイージス』は、せっかく(?)『ローレライ』を観たので、これは観たいと思っているんですが。
原作、GWに挑戦しようと思っています。映像を観ているので読みながら頭の中で描きやすいかな~と思って。頑張ります~~~。
実にいい作品でした。
骨っぽい割には
ロマンティックな部分もあったりして
それに、戦争映画特有の
暗さ(重々しさ)がないですね。
新しいタイプの戦争映画であり
荒唐無稽な一つの
ファンタジーだと思いました。
マサでした。
コメントありがとうございます。
私もまず、日本もこういう映画(映像)を撮るようになったんだな~って思いました。
あとは、俳優さんたちが良かったな、と思いました。
ストーリー的には、映画を観る限りどうなんでしょうね~。
ぜひ原作を読みたいと思います。
思い出すままに、日本映画では『ビルマの竪琴』『ひめゆりの塔』(←オリジナルの方)『きけわだつみの声』『真空地帯』『野ゆき山ゆき海辺ゆき』など。
(外国映画では、『アンネの日記』『禁じられた遊び』『戦場にかける橋』『戦場のピアニスト』『シンドラーのリスト』など)
第二次世界大戦を背景にした映画は数多くありますが、その殆どはノン・フィクションであり、私の胸を叩きのめしてくれます。
反戦がテーマで無い限り、出来得れば第二次大戦をフィクションの材料にして欲しくないというのは、私個人の想いです。
でも『亡国のイージス』来たら見に行くかも知れないなぁ。
えっと、コメント悩みました。
「戦争はしちゃイケナイ」という言葉しか持ち合わせていないような私です。もっといろいろと考えてこそなんだと思うけど、あまりにも知識がなさ過ぎな私です。気の利いたことも書けずごめんなさい。
さて、映画のお話。
『ローレライ』、緊張感が足りなくて(アメリカの戦艦ものにはかなり緊張感があると思われます)、やはり物足りなさが感じられますかね~。
邦画では申し訳ないのですがどれも未見です。
外国映画では、『戦場にかける橋』『戦場のピアニスト』『シンドラーのリスト』は観ました。『シンドラーのリスト』には忘れられないシーンがあります。何度観ても号泣です・・・。
ホント、そうですよね。実話でなくて何の意味があるのでしょうか?
実は今、『終戦のローレライ』を読んでいます。といっても、まだ読み切れなくて、間に2作読んじゃってますが・・・。
原作の福井さんは映像化を見据えて原作を書き下ろしたというお話を聞きました。なので、映像ありきのストーリーだと思われます。
『亡国のイージス』も未読ですが、こちらに関しては原作が先で、その後に映像化のようですので、期待できるかな?予告では面白そうでした(面白いと表現してしまいましたが、ごめんなさい)。
私は観に行きますよん。
アスカパパさんのコメント、たくさんの人に読んでもらいたいし、福井さんにも読んでもらいたいですね。
今日も心に染み入るコメントをありがとうございました。