ニュージャージー州ベイヨンのボクサー、ウェプナーは州のヘビー級王者になったが全米ランキングは高くなく、副業の酒のセールスマンを続ける。やがて世界チャンピオン、モハメド・アリの対戦相手となり、敗北こそしたが、それをきっかけに映画「ロッキー」の主人公のモデルとなり、全米の人気者になる。だがその影響で私生活は華やかながら荒れたものとなり、家出した妻フィルや幼い娘は家に戻らず、ウェプナーは人生のどん底へ。
チャック 〜“ロッキー”になった男〜 2016年/アメリカ/フィリップ・ファラルドー
あ〜、なるほど〜。
どうしてこうなっちゃうんだろうなーというのが正直なところ。
今のボクサーとは違って(今も?)、昔のボクサーって、貧困からの脱出というか、スポーツというより「金持ちになってやる!」というのが本音だったと思うので、チャンピオンになるとこうなっちゃうんですよねー。
この人の場合はチャンプではないですけど、アリを追い詰めたり、ロッキーのモデルになったことで調子に乗ってしまったわけですが。
日本人にもいましたね、高級スポーツカーを買って、事故って亡くなって…って、大場政夫さん。
本当に残念で仕方ありません。
ウェブナーは、大麻の密売で逮捕され、服役したことで立ち直れたことは本当に良かったと思いました。
新たなパートナーと人生の再出発をし、娘とも連絡を取り得るようになり、本当に良かったです。