ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

白夜行

2011-10-04 | 映画 ハ行


19年前の密室殺人。容疑者の娘と被疑者の息子。粉々に砕けたパズルのピースがはまる時、刑事は何を見るのか。
密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま、事件は被疑者死亡によって一応解決をみる。しかし、担当刑事の笹垣だけは腑に落ちない。容疑者の娘で、子供とは思えない艶やかさを放つ少女・雪穂と、被疑者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年・亮司の姿がいつまでも目蓋の裏を離れないのだ。やがて成長した雪穂と亮司。全く面識のないはずのふたりの周辺で、不可解な事件が続発する。そして刑事退職後も真相を追い続ける笹垣自身も命を狙われ、ついに思いに至るのだった。19年前の驚愕の真実と、そこで結ばれた固い絆の存在に・・・。

白夜行 2011年/日/深川栄洋





はぁ~、切ないですね~。
親は、大人は一体何をしてるんですかね~。
子供たちが可哀想で、あの時に全てが止まってしまって、あの子たちが持っていたはずの可能性も夢も何もかもが失われてしまったんだなと思うと、あの子たちが起こしてしまう事件を非難する気持ちにはなれないですね。
原作は未読ですが、当然、映画以上の切なさがあるんだろうなと思います。

堀北真希ちゃん、どうしても背伸びな感じがしてしまいますね。
演技のみならず、洋服も靴も浮いてしまっていて、特にクライマックスの彼女にはシラケてしまったかもしれません。
これは、彼女のイメージがそうさせてしまうのだろうと思いますし、頑張っているのが伝わってくるのですが、やはり、厳しかったかな~と思います。
高良健吾は、もっと出番が欲しかったですね~。
船越英一郎がとにかく素晴らしかっただけに、高良くんも同じくらい彼の素晴らしさを引き立てて欲しかったなと思いました。

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