ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

アヒルと鴨のコインロッカー

2008-04-05 | 映画 ア行


大学入学のために単身仙台に引っ越してきた19歳の椎名はアパートに引っ越してきたその日、奇妙な隣人・河崎に出会う。彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はたった一冊の広辞苑。そして彼は2年前に起こった、彼の元カノの琴美とブータン人留学生と美人ペットショップ店長・麗子にまつわる出来事を語りだす。過去の物語と現在の物語が交錯する中、すべてが明らかになった時、椎名が見たおかしくて切ない真実とは・・・。

アヒルと鴨のコインロッカー 2006年/日/中村義洋



これはよかった!
椎名役がちょっとイメージじゃなくて、大丈夫かなぁ~?と思ったのですが、でも、これが不思議と違和感なく河崎と椎名の関係が出来上がっていました。

河崎役(?)の瑛太もよかったです。
うぅ~、ネタバレになっちゃうので、詳しく書けないのがもどかしいですが、後半の瑛太もよかったですね~。
違和感はありませんでした!

原作を読んだ時に見事に騙された私としては、きっと、原作を読まずに映画を先に観た人も騙されちゃうだろうな~と、ちょっと羨ましくもありました。
その辺り、映画においても原作に遜色なく描かれていたと思うので、よかったな~と思いました。

カワサキのカワはどっちのカワ?も、広辞苑が広辞林も、椎名の部屋の本が盗まれることも、全てに意味があるので、お見逃しなく!
私は、山形弁に笑ってしまった・・・。

ラストはちょっと切なくて、分っていてもウルッとしてしまいました。
久々に(たぶん)、満足に思える邦画でした。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
« 陽気なギャングが地球を回す | トップ | ひとごろし »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
騙されました (samurai-kyousuke)
2009-06-11 10:34:12
切ないラストでしたね。
最近、邦画の良作によく出会います。この映画もいい!
返信する
samurai-kyousukeさんへ (izumi)
2009-06-12 06:46:48
これは久々に納得の邦画でした!!
ふふふっ、騙されましたか?素直に騙された~と思える騙し方(?)でしたよね。
ラストがね~、ホント切ないですね。。
返信する
騙されました2 (みー)
2009-10-26 00:16:52
面白かったね~。ずっと観たかったけど、やっと観れたよ~。
ふつーの髪型の(笑)瑛太がかわいかった(ちょっと好き 笑)

私、岳くんも瑛太も好きなので、なんで見逃してたんやろ~!?ってのが一番の感想だ(笑)
返信する
みーちゃんへ (izumi)
2009-10-26 17:20:00
ふふふ~、騙されたよね~♪
私、瑛太って苦手だったんだけど、この映画からちょっと好きになったよ~。
みーちゃん、岳くん、好きだもんね♪
返信する

映画 ア行」カテゴリの最新記事