ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

オットーという男

2023-05-25 | 映画 ア行

オットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい…。それが《オットーという男》。そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも一度じゃなく二度、三度も…。世間知らずだが、陽気で人懐っこく、お節介な奥さんマリソルは、オットーとは真逆な性格。小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んでくる。この迷惑一家の出現により “自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく。

オットーという男 2022年/アメリカ/マーク・フォースター





いやー、いい映画でしたー。
終盤の、電話を借りるシーンから涙涙でございました。
マリソルの役柄と演じた女優さんに感謝感謝ですね。
彼女の存在のお陰で、オットーもトム・ハンクスも救われたと思います。
本当にいい映画でした。
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