1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ大統領は、テキサス州ダラスでのパレードの最中に銃撃される。目の前で愛する夫を暗殺されたファーストレディのジャッキーは、怒りと衝撃に震えていたが、悲しんでいる時間はなかった。すぐに副大統領が新たな大統領に就任して激務を引き継ぎ、刻一刻と夫が過去の人になっていくのを目の当たりにしたジャッキーは、彼の名前と功績が後世に残るかどうかは、この数日間の自分の行動にかかっていると気付いたのだ。自らの手で築き上げてきた〈ケネディ伝説〉を永遠にするために、ジャッキーは命の危険さえも顧みず、最後の使命に身を投じる。
ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 2016年/アメリカ/パブロ・ラライン
失礼ながら、私としてはそもそもジャクリーン・ケネディのイメージがよくありません。
更に、ナタリー・ポートマンがハマリ役というんでしょうか、私の持つイメージがピタリと重なって、やっぱりこういう人なんだろうなーと納得しました。
大統領の妻というより、私の夫は合衆国大統領よ!偉大なる大統領なのよーっ!!というのが鼻につき、やっぱりなーとまたまた納得…。
あなたが大統領じゃないし、あなたの実力じゃないし、当然、あなたが国民に支持されたわけでもないし、内助の功はあるだろうけど、謙虚さが見えず、やっぱり印象は悪いです。
真横で夫が頭を吹き飛ばされて…という異常な体験の直後なのを考慮しても、血だらけの服を着替えないことに裏があるのかとか、真っ先に子供に会いに行かないことにも性格が表れているのかなど、どうしても、穿った見方をしてしまいました。
なので、映画としても、実際にあったこと…をまとめただけで、それ以上のものはなかったように思います。