2006年。英国サフォーク州の州都イプスウィッチで売春婦5人が立て続けに殺される連続事件が発生する。本作はそれから3年間、近隣住民の声を集めた作品だという。事件の直前までイプスウィッチの住民たちは売春婦が急増したことが不満だったが、売春婦連続殺人事件が発生した後は夜の外出を控えるほどおびえた。やがて警察は2人目の容疑者スティーブ・ライトを逮捕するが、そのころには町はすっかりイメージダウンし…。
ロンドン・ロード ある殺人に関する証言 2015年/イギリス/ルーファス・ノリス
ロンドン、娼婦、連続殺人、とくれば、イメージするのは切り裂きジャック!
でもこれは、殺人の状況は全く描かれておらず、犯人像も全く見られません。
犯人が住んでいた街の住民が、街の悪いイメージを払拭しようと奮起する様子を描いていました、しかも、ミュージカルで。
実際にあった事件であり、住民たちを丁寧に取材し、だけど、ミュージカル、それも、下手な…。
まず思うのは、不謹慎だなーということでした。
住民たちは、路上に立つ娼婦に迷惑していたとは思うけど、5人も殺害されているのに、彼女たちを悼むワケでもなく、
挙句、殺してくれた犯人に感謝って…。
だからこそのミュージカルなの?とも思いましたが、まさか?
トム・ハーディは少ししか出ていません。
もしや犯人?と期待しましたが違いました。
トムが出ているから観たようなもので、なんだか騙されてしましました。
※日本未公開