人生を楽しく過ごしなさい / 酒井雄哉
誠文堂新光社(2019.9)
2013年9月に惜しまれつつも亡くなった酒井雄哉大阿闍梨。7年かけて約4万キロを歩き、間に9日間の断食、断水、不眠、不臥で真言を唱え続ける「堂入り」を行う苦行「千日回峰行」。この行を2度満行した行者は、比叡山に文献が残る430年余りの歴史で酒井師を含め3人しかいない。その酒井師が、亡くなる数時間前に言った最後の言葉は「人生を楽しく過ごしなさい」だった。稀代の行者といえども、病との闘いは苦しくないはずがない。しかし「苦を楽にするんだよ」と生前よく語っていた酒井師だからこそ、この言葉が出てきたのだ。亡くなる数時間前に取り囲んだ人々に加持祈祷を施した酒井師の詳しい様子や、病との葛藤、死をどうとらえていたのかは、じつはほとんど知られていない。
生きるってなんだろう?
大阿闍梨さんのように生かされている人もいるだろうし、生きる意味がしっかりある人もいるだろうし、でも、そうじゃない人も多くいると思うと、生きるってなんだろう?生きなきゃならない意味ってみんな同じなのかなー?なんか、解らなくなってきた…。
大阿闍梨さんのそばにいられた人は特別なんだろうし、それにもきちんと意味があるんだろうし、やっぱり、それ以外の人は意味がないのかなー?なんか、やっぱり解らなくなってしまって、意味が見出せない私なんかは生きること、生きていくことが辛くなってきた…(笑)。
大学病院での特別待遇は書かないほうがよかったんじゃないかと思いました。
診てもらいたくてもなかなか診てもらえない患者さんの方が大多数だろうなーと思うとちょっと複雑な気持ちになりました。
誠文堂新光社(2019.9)
2013年9月に惜しまれつつも亡くなった酒井雄哉大阿闍梨。7年かけて約4万キロを歩き、間に9日間の断食、断水、不眠、不臥で真言を唱え続ける「堂入り」を行う苦行「千日回峰行」。この行を2度満行した行者は、比叡山に文献が残る430年余りの歴史で酒井師を含め3人しかいない。その酒井師が、亡くなる数時間前に言った最後の言葉は「人生を楽しく過ごしなさい」だった。稀代の行者といえども、病との闘いは苦しくないはずがない。しかし「苦を楽にするんだよ」と生前よく語っていた酒井師だからこそ、この言葉が出てきたのだ。亡くなる数時間前に取り囲んだ人々に加持祈祷を施した酒井師の詳しい様子や、病との葛藤、死をどうとらえていたのかは、じつはほとんど知られていない。
生きるってなんだろう?
大阿闍梨さんのように生かされている人もいるだろうし、生きる意味がしっかりある人もいるだろうし、でも、そうじゃない人も多くいると思うと、生きるってなんだろう?生きなきゃならない意味ってみんな同じなのかなー?なんか、解らなくなってきた…。
大阿闍梨さんのそばにいられた人は特別なんだろうし、それにもきちんと意味があるんだろうし、やっぱり、それ以外の人は意味がないのかなー?なんか、やっぱり解らなくなってしまって、意味が見出せない私なんかは生きること、生きていくことが辛くなってきた…(笑)。
大学病院での特別待遇は書かないほうがよかったんじゃないかと思いました。
診てもらいたくてもなかなか診てもらえない患者さんの方が大多数だろうなーと思うとちょっと複雑な気持ちになりました。