二千二年、イギリス映画。監督はダニー・ボイル。
公開時、朝日会館で観た・・・と思う。
先日、ソフトを購入して久し振りに観ました。
準主役の黒人の女の人が印象に残っていましたが、
マネー・ペニーじゃないか、と今更。
二十二年前、髪型が同じような。
これを所謂ゾンビ物と思っている人も居るでしょうが、
感染した人を凶暴にするウイルス”RAGE”による災厄です。
ウイルスよりも、追い詰められた人間の非人間性が恐ろしい、
というのは定型とは思いますが、
全体の緊張感は見応えがあります。
無人の風景も話題になっていたと記憶しています。
今のように何でもCGで出来た訳では無く、
無人の風景は無人にしなければ撮れなかった、
こんな画が撮りたいと思った、製作者の情熱の賜物でしょう。
人類が滅んだと思いきや、
自分達が見捨てられただけだったとしたら、
其処に希望を見るか、絶望を見るか。
人生は、前向きの方が上手く行くと思います。
良い映画と思います。
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