宮崎駿と私～君たちはどう生きるか。

　既に昨日ですが、レイトショーで観てきました。
これ迄の宮崎さんの総ての作品を合わせて再構築した、
抽象化した、概念化した、
そんな印象を受けました。
ですから、ジコ坊も出れば、ハウルも出ると。

主人公のお母さんの若い姿の人（火を操る人、ね）に
惚れました。何と素敵な人でしょうか。

敢えて言うなら、
この度のウイルス騒ぎと予防接種に対して、
未だに疑問を抱けないような人には、
絶対に理解出来ない話だと思います。
概念や抽象の話を、
何となく受け取って自分の中に落とし込んで、
それで納得するという術を持たない人には、
無理な映画と思います。
劇場にも、マスクを着けていたペアが居ましたが、
彼らは、この映画について何を話すのでしょうか。

そんな人達に対しても、そんな人達も含めて、
宮崎さんは、それでも生きて行くんだよと、
今の最良を判断しながら生きて行けよと、
言っているように感じました。

今度は、IMAXかDｏｌｂｙ　Ｃｉｎｅｍａ　で観ようと思います。
これは、傑作です。