CHILDREN OF MEN

2024-01-09 00:32:04 | 映画

 邦題は”トゥモロー・ワールド”。何でやねん。
2006年、米・英合作。
監督は、アルフォンソ・キュアロン。
出演は、クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア。
舞台は、2027年のイギリス。
世界中で子供が生まれなくなってから既に18年経っている、
という設定。今の話かと思う映画、再び。

劇場で観て、ソフトでも欲しいとは思っていましたが、
一度はセル版が出たものの、直ぐに販売されなくなり、
再販の様子は今も無く。内容が反社会風だからでしょうか。
先日、某所で入手しました。

映画の特徴として、長回しが宣伝されていました。
手間暇を惜しまない、映画らしい映像と思います。
目の前で起こっているかのような、没入感を覚えます。
また、古いロックを聴く人なら、楽しみが増える映画でしょう。
色々な曲が流れますが、
”巨大な豚の風船”と聞いて引っ掛かれた人は、
一度、観てみて下さい。

特典ディスクには、
学者の提言のようなものが収録されており、
温暖化が~とか、移民問題が~とか、グローバルが~とか、
一見すると再販されない理由かと思う内容なのですが、
最後の締めが”根無し草になれ”ですから、
寧ろ、体制側の話かも。

この数年間、子供や若者を散々に虐げた政府や
文部科学省や学校関係者に観せたいところですが、
彼らは、観ても何とも思わないでしょうね。



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