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『tokotoko』

Fortune comes in at the merry gate.

今週から始まる【同じ夢】・・・作・演出赤堀雅秋⁽劇団THE HAMPOO HAT)

2016-01-31 | 映画・ドラマ・舞台
2012年、初監督した映画「その夜の侍」で新藤兼人賞、
2013年、戯曲『一丁目ぞめき』で第57回岸田國士戯曲賞を受賞した、

劇団THE HAMPOO HATの赤堀雅秋さん作・演出の【同じ夢】、
今週2月5日からです。



劇団THE HAMPOO HATは、
パフォーマンス集団<STAGE14°>の元メンバー6人
(野中隆光、赤堀雅秋、児玉貴志、多門勝、日比大介、福田暢秀)で1996年に旗揚げ。

2012年に映画化された「その夜の侍」は、
2007年に第52回岸田國士戯曲賞にノミネートされています。
(下記は、映画化時のチラシです)



同じ夢

【作・演出】赤堀雅秋
【出演】光石研 麻生久美子 大森南朋 木下あかり 赤堀雅秋 田中哲司

この人たちが、そこにいる・・・それだけで、何かが起こりそうです。



東京公演
2016年 2月5日(金)~21日(日) シアタートラム

松本
2月24日(水)~25日(木) まつもと市民芸術館 実験劇場

水戸
2月27日(土)~28日(日) 水戸芸術館 ACM劇場

名古屋
3月1日(火)~2日(水) 愛知県産業労働センター ウインクあいち 大ホール

兵庫
3月4日(金)~6日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

広島
3月8日(火)~9日(水) アステールプラザ 中ホール

福岡
3月12日(土)~13日(日) 福岡県立ももち文化センター 大ホール

全国を行く、【同じ夢】は、
みなさんの心に、どんな夢を残すのでしょう・・・か


人間は死ぬ だから夫婦も死ぬ【夫婦】・・・ハイバイ

2016-01-31 | 映画・ドラマ・舞台
昨年、外科医だった実父を亡くされた、ハイバイ岩井秀人さんが、描く、【夫婦】
現在、東京芸術劇場シアターイーストにて、公演中です。



作・演出 岩井秀人
http://hi-bye.net/plays/fufu

<出演> 
山内圭哉 岩井秀人 平原テツ 川面千晶 
鄭亜美、田村健太郎、高橋周平、猪股俊明、菅原永二

東京公演
2016年~2月4日(木)全15公演
会場:東京都 池袋 東京芸術劇場 シアターイースト

福岡公演
2016年2月13日(土)、2月14日(日)全2公演
会場:福岡県 北九州芸術劇場 小劇場

<料金>
一般 前売3,300円 当日3,800円
学生 前売・当日2,500円
高校生チケット1,000円
※高校生チケットは枚数限定、劇場窓口、前売のみ取扱い

「今まで50年以上携わってきた仕事にそんな仕打ちを受けたことに・・・」
(ローチケHMVインタビューより http://www.hmv.co.jp/newsdetail/article/1511101036/)

岩井さんは「て」でも、「ヒッキー」のシリーズでも、
ご家族のことを描いていらっしゃいますが、

今回の作品は、特別な気がします。

山内圭哉さんが<母親役>を演じていらっしゃることで、何だか、少し、助かりました。
切ない気持ちになる、「わたしは、そうじが、苦手なの」

山内圭哉さんは、NHK<あさが来た>で、話題になりました。
http://www.nhk.or.jp/asagakita/special/special11.html

みなさま、あと数回しかございません。ぜひ!!

『耳のトンネル』

2014-06-19 | 映画・ドラマ・舞台
昨日、FUKAIPRODUCE羽衣さんの、
『耳のトンネル』を観てきました。

<FUKAIPRODUCE羽衣とは>

2004年女優の深井順子さんにより設立。

作・演出・音楽の糸井幸之介さんが生み出す、
唯一無二の「妙―ジカル」を上演するための団体です。

深井順子さんは、
映画『おにぎり』舞台『海の口笛』『汚れちまったかなしみに!』
『ジャガーの眼』『秘密の花園』『ときしらず』『筒井ワールド』などに出演している女優さんです。

糸井幸之介さんは、

世田谷区芸術アワード“飛翔” 2008年度舞台芸術部門受賞。

第14回公演「耳のトンネル」にて、
CoRich舞台芸術まつり!2012春グランプリ受賞。

全編の7割ほどを演者が歌って踊る、
芝居と音楽を融合した独自の作風を“妙―ジカル“と称し、
唯一無二の詩的作品世界と、耳に残るオリジナル楽曲で高い評価を得ている。

昨年拝見した『100万回生きたねこ』で、
戌井昭人さん、中屋敷法仁さんと一緒に脚本を書かれていました。
(野田秀樹さんの助言とのお話でした)



第7回公演『よるべナイター』にて2007年度サンモールスタジオ最優秀演出賞。

06年度、07年度にはディレクターであるチェルフィッチュ岡田利規氏の評価を受け、
連続してこまばアゴラ劇場冬のサミットに参加。

08年には、上記糸井さんのところでも書いていますが、
世田谷区芸術アワード”飛翔”を受賞し、
10年1月シアタートラムネクスト・ジェネレーションVol.2にて「あのひとたちのリサイタル」を再演。

12年「耳のトンネル」にてCoRich舞台芸術まつり!2012春グランプリを受賞。

同年、クオータースターコンテスト
(演劇ぶっく・エントレ共同主催の演劇動画コンテスト)にて「浴槽船」でグランプリ受賞。

前置きが長くなってしまったけれど、
今回は、再演された<耳のトンネル>を観ました。



<出演者>
深井順子、日啓介、鯉和鮎美、高橋義和、澤田慎司(以上、FUKAIPRODUCE羽衣)

伊藤昌子、西田夏奈子 

金子岳憲、並木秀介(大人の麦茶)、

加藤律、幸田尚子(クロムモリブデン)

内田慈、Sun!!、枡野浩一(歌人) 



金子岳憲さんは、ハイバイ作品、
杉田協士監督の<ひとつの歌>、ミツコ感覚、などを拝見していますが、素敵な俳優さんです。

 

内田慈さんは、かわいさも狂気もある、面白くて素敵な女優さん。
五反田団、ポツドール、イキウメ、ハイバイ・・・楽しい場所には内田さんが・・・

また、黒沢清監督が全話演出したWOWOWドラマ「贖罪」の演技がすごかった。
これからも、とてもとても楽しみな女優さんです。





枡野浩一さんは、いつもいつも楽しませてくれています。
今回、まさか、・・・・あんなに踊ってしまうとは・・・・・衝撃

 

  

映像も舞台も、いい味を出しています。
最近は、詩人歌人というコンビでお笑いも・・・。

どこまでも・・・面白い

『マーティン・マクドナー作』

2014-06-14 | 映画・ドラマ・舞台
劇作家であり、映画監督でもある、
マーティン・マクドナーは、北野武さんが大好きで、

監督をした<セブン・サイコパス>の劇中、始まって間もないシーンで、
コリン・ファレル演じるマーティと、サム・ロックウェル演じるビリーが、
映画館で<その男、凶暴につき>を観賞しているシーンがあります。

  

先週末、マーティン・マクドナー作の、
『ロンサム・ウェスト』を観てきました。



出演者は、堤真一さん、瑛太さん、
北村有起哉さん、木下あかりさん でした。

新国立劇場小劇場の公演で、小さなハコだったので、
演者さんの声や息が、ダイレクトに入ってきて、良かったです。

見どころになるのは、堤さんの演じる兄と瑛太さん演じる弟が繰り返す、
機関銃のような口喧嘩や取っ組み合いの応酬の中であらわれる愛憎。

堤さん演じる兄の方の、ずる賢さとか小憎ったらしいところとか、
瑛太さん演じる弟の直情的な憤怒の模様。

緩急つけたふたりのテンポの良さに、
絶妙なバランスで、北村さんの長台詞・・・・と、紅一点木下さん。

難しいシリアスな内容なのに、笑いが起こる。
憎しみ合い喧嘩を繰り返すけれど、心底の部分ではつながっている兄弟。

面白い内容でした。
ただ、舞台は生ものですからその日その日で、調子も変わります。

私の観た日は、ほんの少し互いの強弱が噛み合っていなかったような、
ちょっともったいないかんじのする日でした。

難しいからこそ、最上を求めてしまう、
舞台の面白さは、こういうところにある気もします。

そして、個人的には、天井まで拘りを感じる二村周作さんの美術。
小川幾雄さんの照明も素晴らしかったです。

 二村さんの模型

マーティン・マクドナーは1970年ロンドン生まれ。

デビュー作である1996年上演
「ビューティ・クイーン・オブ・リーナンThe Beauty Queen of Leenane」で、
英国最高峰の演劇賞、ローレンス・オリヴィエ賞最優秀作品賞にノミネートを受ける。

1997年に「コネマラの骸骨 A Skull in Connemara」と、
本作品「ロンサム・ウエスト The Lonesome West」を発表。

この3作、<リーナン三部作>として、高い人気を誇っている。
 
1998年は「ビューティ・クイーン・オブ・リーナン」で、
オフ・ブロードウェイ及びブロードウェイに進出。トニー賞4部門の大ヒット。

その後「クリップル・オブ・イシュマーン The Cripple of Inishmaan」、
「ウィー・トーマス (原題:The Lieutenant of Inishmore)」など、
アイルランドを舞台にしたブラック・コメディを発表する。

2004年上演「ピローマン The Pillowman」は、
英国オリヴィエ賞、米国トニー賞両賞の最優秀作品賞に輝く。

2005年には映画界に進出。
短編フィルム「シックス・シューター」で、
同年のアカデミー賞短編実写映画賞を受賞する。

2008年には、コリン・ファレル、レイフ・ファインズ主演で、
長編映画「イン・ブルージュ(日本公開タイトル:ヒットマンズ・レクイエム)」の、
脚本・監督を担当し、第81回アカデミー賞オリジナル脚本賞のノミネートを受ける。

2012年にはコリン・ファレルと再びタッグを組み、
映画「セブン・サイコパス(邦題:7人のサイコ)」を作る。





すごい人です。
今後も、見続けていきたいです

<恥ずかしかった・・・話>

2014-05-07 | 映画・ドラマ・舞台
先月、映画の撮影をしていたのだけれど、
その小道具を購入した時の話



この、トゲトゲがついたブラなんですけどね。

ド〇〇・ホーテで購入したわけなんだけど、

3階だったか4階だったかに、
これがあって、

念のため、監督にメールして、
「これは使える?」と聞いてみたら、

「買ってきて」と言うもんだから、

まぁ・・・聞いた私も悪いんだけど

こそっと、
3階か4階でお金払おうと思ってたから、
大丈夫かなぁって。

それなのに

その後1秒後に、
こいつの近くにある<<精算は1階で>>と書いてある紙が目に入り、
私を最初の後悔が

かばんの中に入れると犯罪だし

どうにか、商品をまるめて(まるめられないけど
1階に持って行ったところで、

私に向けられた、
店員さんのひとことと、

まわりにいた、
思ったより多くのお客さん、お客さん、お客さんの目

店員『サイズの方は、大丈夫でしたでしょうか』

私『・・・・・え・・・・は・・・はい



もっと、堂々としていればよかった。
変に、オドオドキョドってしまったおかげで、

まわりの視線が<あれを使うんだ>という方向に動いた気がする。

しばらくは、地元駅にあるドン〇に行けない