風 かざみち 道

笑顔の日々を話したい

指輪物語

2009-12-02 | 日記
 

まだしばらく結婚式の話が続きそうです。
わたしったら何てしつこいの
もう少しお付き合いを~。


さて式場はもうクリスマスの装いでした。
でもそこはさすがに結婚式がメインと言うこと、心得てらっしゃる。
控え目なツリーなどが好感持てました。
ツリーの写真は撮りそびれましたが。。。
私の意識もクリマスの方には控え目だったようです。



ちょこちょこと写真が集まってまいりました。
親戚、友人、同僚と頂きました。
私が撮りたくても撮れなかったショットの数々。
うれし涙ちょちょぎれます~。
でも一枚だけ、ミニミニサイズで。


       






フラワーシャワーで外に出たとき、真っ白なケープをかけてました。
縁にファーがついていて、とっても可愛いんです。
何より肩を出してないからあったかそう。
ん~あのケープどこかで見たような・・・どこだっけ?

写真を見て気付きました!



教会へ入る手前、ここのボードにかけてあったのね!
後から聞いたのですが、やっぱり貸してくれたそうです。
冬の時期にはみなさんそうなのでしょうね。


実は式前々日、ちょっとした指輪ハプニングがありました。
今となっては笑い話です。

色々手作りに変更したので、うちのPCとプリンターを使って
ぎりぎりまで準備してました。
今住んでる娘の家にはまだプリンターがないのでね。
それに仕事で忙しい彼に代わって、我が家ですれば
家族総出でお手伝いが出来ますもん。



サンキューカードに席次表に席札。
ティアラモチーフが可愛いペーパーアイテムは、式場で用意してくれるものより
格段お得なんです。
ネット通販で探したんですって。
内容を入力、印刷などは娘自身がやり、折り込み作業はみんなでやりました。
パパもはりきってたんですよ。
娘の結婚式なのに何か文化祭準備のような、イベント前のような
わくわくしながら、わいわい言いながらの作業は楽しかったな~。

それ以外にも披露宴で使うもの、何やらこそこそ準備してました。
これは親には内緒だったようで、当日のお楽しみってヤツです。

そんなこんなで式場には前日に、各アイテムを運び込まねばなりません。
3日間は実家に泊まり、前日バタバタで新居に帰っていったんです。
実家にいる間は美容院にも行き、ネイルサロンにも行き
本当にもの凄いスケジュールでした。


  


そして静かになった我が家に、電話が鳴りました。
娘が泣きそうな声でこう言ったのです。
「指輪が・・・ないの・・・」
「え?指輪って・・・!?まさか結婚指輪!?」
「そう。そっちに忘れてないかな」
持って来てるなんて知らなかったよ~。
しかもケースごとではなく、娘のだけ持って来てたって
どう言うことなの?

話を聞けばネイルをやってもらうのに、お店に指輪を持って行ったそうなんです。
ドレスの写真と共に見せて、イメージをしやすいようにと。
そしてその足で実家に来て、確かに居間のテーブルに置いたとの事。
それが何と、指輪はヘアゴムで留めたティッシュに包んでたって。
なんじゃそりゃあ

その後怒涛の準備でどこかにしまっちゃったのか、置いちゃったのか
全く記憶がないって。。。
「何でティッシュ・・・」
「彼にも怒られた」
うちの娘しっかりしてるんだけど、たま~に大ポカをやるんですよ。
でも娘が真っ青になってるの、手に取るようにわかります。

「わかった。大丈夫。ぜったい見つかるから」
「うんごめんね」


それからパパと二人家中探しました。
ティッシュと聞いて私が何気に捨ててしまったかもしれない。
パパは二度も生ゴミの入ってるゴミ箱を探して。
更に私も、念押しでもう一度。
でもないのよね~。

もう一度実家に来た娘自身もあちこち見て・・・でも、ない。
車の中と新居の方も荷物ももう一度探してみて。

本当にないとなるともう一度購入する事がいいのかな。
パパは今はしてない私たちの結婚指輪を出して来て
「多分サイズが大きいだろうけど、これ代替えに」と渡そうとしたけど
さすがに娘もそれは出来ないと遠慮して。
「気持ちはうれしいけど、指輪そんなに高いものじゃないから
もう一度買っても大丈夫だから」

でもその前に諦めずもう少し探してみよう、となりました
娘はもう一度新居に戻って行ったのです。

あまりにお粗末な娘ですが、ぽっかり記憶がないって分かる気がするんですよねぇ。
それほどのスケジュールを、この2週間はこなしていたのですから。
私は身体が心配だったけど、結婚指輪なくすとはねぇ。

いや~ないねぇ~と半ば諦めかけてた時、娘から電話が!

「ごめんね・・・あった」
「おぉ~っ!よかった~!どこにあったの?」

何て事はない、いつも置かない場所に銀行の通帳と共に
置いてあったそうです。
バタバタするからと、大事なものが紛れないように
本能的にした事なんでしょうね。

何度も「ごめんね」と謝る娘に、よかったよかったと泣き笑いのパパと私。
結婚式前日に巻き起こった、娘とのてんてこまい指輪物語でした。




そしてぎりぎりで書き加えたのでしょう。
披露宴最後の感謝の手紙に指輪の話が・・・。
また泣いてしまったじゃないの~も~。


   


結婚指輪はなぜ左手の薬指にするの?

むか~し昔、人間の体には“愛の血管”があってね。
その血管が、心臓から左手の薬指に通っていると信じられてたの。
それで永遠を意味する指輪を、左手の薬指にすることで
二人の愛の形を表現すると言われてるそうよ。


十数年前の娘からの疑問に、今頃答える母をお許し下さい。