伊東家のデスク

オタクの備忘録など

シーンを繰り返し見る頃について

2021-02-01 00:08:35 | 雑文
・一昔前、いやもう二つ三つも前かな。ゲームのシーンを繰り返し見るには、基本的には毎回プレイしなければいけなかったのである。
 今は凄いね。ゲーム機にデフォで録画機能がついているし、おまけでイベントシーンの再生もできるんだから。

・『ペルソナ5』及び『ザ・ロイヤル』、ジョーカーがラスボスにとどめの一撃かますシーンが本当に好きなんだ。
 どちらも拳銃をつきつけるわけだけど、この時のジョーカーはもう、あらゆるフィクションの中でも屈指のかっこよさであるよ。

・『創の軌跡』のCルート、ルーファスとラピスが夜空の下で会話するシーンが好きでねぇ。何度も何度も見てしまう。会話として完成されていて実に素晴らしい。

・久しぶりに『ファイナルファンタジー6』のファルコン発進を眺めたら、ちょっと泣いちゃった。


・『アラビアのロレンス』
 ジョセフ・ジョースターが長いと言ってた映画、というイメージしかなかったので、この機会に見てみた。
 面白いけど、確かにこれは長い。雄大な砂漠の描写の美しさにうっとりできれば問題ないかもしれんが。この長さは砂漠という強さを味わっている結果なのである。
 インターバル挟んでからの、ロレンスの崩壊が見ていてあまり無情とも思えないあたり、大したもんだなぁと思う。まあ「ばーか滅びろ英国!」要素が入っていると、そりゃそうなるよな。

・『リトルトウキョー殺人課』
 まぁよくあるB級アクションだろと思っていたら、変な日本語とおバカジャパン要素と痛快アクションメガ盛りで送る楽しい一本だった。よく考えればレスターがノリノリの頃の作品だもんね。
 ドルフ・ラングレンは存在が既に面白い人なので、こういう変な映画に出てくれた方が映える気がするなぁ。途中の謎装備やラストの斬り合いが印象深いが、やはり銃撃戦もはまっている。
 ブランドン・リー、申し分ない相棒役だった。味方サイドが二人(+ヒロイン)だけなのだが、ブランドンがいるだけで十分よ。長生きしてくれていれば……と思わずにはいられない。ブランドン、ドヤ顔の作り方が父親にちょっと似ていて、そこは私としてはあまり嬉しくないなぁと思ったり。ブルース・リーが嫌いなわけではなく、親子で似ているというのは必ずしも良いことばかりではないと、まぁ、色々な例で知ってしまっているからねぇ。

・『ペーパー・ムーン』
 いやもう幼き頃のテータム・オニールが信じられないほどやばいぐらい可愛い。可愛げのないクソガキなのがまた素晴らしい。賢いクソガキ好きは必見であるな。というより、見ると賢いクソガキが好きになってしまうほどのパワーがある。
 キャラクターがしっかり立っていると、このようにうまくシナリオが転がるという好例。
 途中、アディがイモジンと組んで一発仕組む展開が好き。並んでタバコ吸うシーンもいいね。

・『最も危険な遊戯』
 この年になって松田優作の味が分かるようになって、間に合ってよかったぁ、という気持ちでいっぱいである。日を浴びて銃を片手に立つ鳴海昌平のカッコよさたるや。
 優作、流石に走る姿が様になっている。ラストのやっつけ殴り込みも楽しい。オチで脳内で勝手に「GET WILD」流れるのは仕方ないよね。
 それにしても、和製ガンアクションを見るたびに感じる、この奇妙な味わいは何なんだろね。海外が舞台だとそうでもないのだが。

・『エニイ・ギブン・サンデー』
 ここいらで一つ銃が出てこない作品を入れておきたいなぁと思ったので、見てみた。「舐めんなよ、俺だってアイシールド21を全部読んだんだ」という程度の知識しかないのだが、割と分かるものであるな。
 基本的にプロスポーツものの典型でしかないわけだが、酒を飲むアル・パチーノが良かったので、よかったということにしよう。

・美空ひばりの映画も一つ二つ見といた方がいいのかなぁと思ったり。けど気が進まない。勝手なイメージだが、結局のところしょぼいアイドル映画止まりなんだろうなぁと思ってしまっているので。まぁ、アイドル映画であることは悪いことではないのだが。というか、実際問題アイドル映画は出来で良し悪しを語るべきではない。あくまでファンの信仰心を再確認させるか強化するか、あるいはそれを植え付けられるかで判断されるべきである。それはさておき、どうしたものか。

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