伊東家のデスク

オタクの備忘録など

7月末の頃について

2022-07-23 20:59:59 | 雑文
・『じゃりン子チエ』
 アニメ版完走。いやあ、実によくできた作品だった。
 私がこりゃ凄いと思ったのはオープニング。なんと、とうとう一度も飛ばすことがなかった。

・『小公女セーラ』
 そろそろ名作劇場を入れておきたいなぁ、ということでこれを見始めた。すぐに「しまった。チエちゃんのあとに見るもんじゃねぇやこれ」と気づくも時すでに遅し。
 今は父の訃報が届いたあたり。ここから終盤までいじめパートであるな。それはつまり、ラビニアの本領発揮パートでもある。
 『小公女』、95年の映画版が多分初体験だったと思う。書籍で読んだのはだいぶあと、震災直後に何もできずに空いた時間でひたすら児童文学読んでいたので、多分そこ。それ以前にはなかった、気がする。分からんなぁ。もしかしたら小学生の時に読んだかしら……。私が英国要素好きになった時期だともう少しあとなのだが。

・『デリシャスパーティ♡プリキュア』
 楽しいのだけれど、放送遅延の影響やっぱりあったのだなぁと思う。

・『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
 三回に一回ぐらいのペースで当たりがある、という感じで進んでいる。あとの感想は初期からあまり変わらない。怪人の存在感が増さないのはちょっと予想はずした。

・『デジモンゴーストゲーム』
 それぞれ進化も果たし、そろそろ本筋かしら。各回は見れるのだが、縦軸の弱さが厳しいので、怒涛の展開に持っていってもらいたいが。もっとも、その場合は本作の怪奇ドラマとしての味を放り投げることにもなるのだが。難しいものである。

・『ライブアライブ』
 最終編に入った。とても楽しいが、時代の流れか、ちょくちょく挟まる変更点は賛否分かれるかな。
 近未来編だと、例えば「妙子のパンツ」に行きつくまでの「サバじゃねぇ!」的なアレ。仕方ないとは思うが、覚悟決めてほしかったという思いもある。
 ただ、クルセイダーズ時代の松がアキラの父を撃ってしまうシーン、あそこはもうちょっとうまくやってほしかった。私は元の演出、自分の行為が信じられなかったのか、一歩一歩遺体に近づくマツイケンイチという絵が好きだったのだが。これ、時代の流れ云々ではなく、演出ミスだと思うので、減点ポイントである。
 他にも色々言いたいところはあるが、概ねは満足だけはできる。
 ここまでの各シナリオの簡単な感想は次の通りになるかな。
 西部編、古川登志夫のマッド・ドッグが完璧。子供の頃から思い描いていた理想のマッドドッグそのもの。
 功夫編、心山拳の弟子はレイを選択。最終編で女っ気欲しいというのもあるが、不良娘と老人の組み合わせ好きなんだよ。
 SF編、私は伍長の脳内キャストを玄田哲章にしていたのだが、内田直哉で文句なし。一発ミスでゲームオーバーの恐怖が薄れた感は強いが、私にはこれで丁度良い。
 原始編、もうみんな可愛らしい。キングマンモーにべるを連れていければ……という願いはかなわなかったが。体感、強くなってる気がする。
 現代編、モーガンの髭というどうでもいいようなそうでもないようなところが気になる。ワタナベイベントは率上がった?
 幕末編、0人斬りのチャートほぼ忘れていたので苦労する。かなり繰り返してようやく辿り着いた。
 近未来編、調整入ったとはいえ、アキラの能力がほぼ別物ですさまじいことになっている。これをSFC時代でやれていればなぁ。
 中世編、アリシアは憎さ倍増。声の力は凄いね。あと、やっぱりオルステッドには最初から勇者の資格がなかったと言わざるを得ない。そりゃああなるさ。さもありなん。
 あと、そこは昔のままにしなくていいんです、というところまで昔のままなのはちょっとなぁ、となる。満足だけはできると言ったのはこれにかかっている。痒い所に手を伸ばしまくっていく、という気概が見られなかったのだ。勿論、変えてはならないところを変えまくる危険性もあるので、慎重なのもいいのだろうが……難しいものである。

7月後半の頃について

2022-07-21 22:12:44 | 雑文

 今年はアニメ強化の年にしているわけだが、00年代アニメの再評価が思った以上にうまくいっていてニヤニヤしている。この再評価は「古典には甘くなる法則」あってこそか。いい時期であるのだな。
 また、この法則が適用されている自分と、当時の自分、当時既に評価していたファンの比較をするのも楽しい。

・『涼宮ハルヒの憂鬱』
 06年アニメ版視聴完了。エピソードシャッフルを再現していた。いや、改めてこれは凄い。当時の人気ぶりがよく分かった。おもしれぇやこれ。この仕組みのため、『憂鬱』は原作とは味わいがちょっと違うのだが。
 それにしても、これを見るとしみじみ思う。ラノベもアニメもこの十数年でしっかり変化していった。まあ『機動戦士ガンダム』から『機動武闘伝Gガンダム』ぐらいまでの時間が経過したと考えれば当然ではあるが。
 『涼宮ハルヒ』は当時のラノベらしいというか、どことなくかつての朝日ソノラマの香りを残していて、そこがどこか気持ちよくもあり、もどかしくもあり。
 一番好きなキャラは古泉一樹。たまに素の性格が滲み出る古泉がいいのだ。ほぼ同率ぐらいで長門有希も好き。

・『蒼き流星SPTレイズナー』
 視聴完了。後半のやたら強いレイズナーは、やはり前半の丁寧なそれよりもカッコいい気がする。
 残念だったのはグレスコか。ドナン・カシムあたりに比べるといまひとつ勢いに乗りきれていない。この造形は限界だったということかしら。
 それにしても、本編最終話は本当に無念というかひどいというか。改めて、凄い時代だったんだなぁ、色々と。

・『じゃりン子チエ』
 永井一郎の関西弁がいいなぁと思ってたら、ハッとなって調べ、大阪出身であることを知る。なぜかずっと関東の人と思っていた。
 太田淑子をとても楽しく味わえている。『ヤッターマン』のガンちゃんなんかは今一つしっくりこなかったのだが、アントニオjr.は文句なしに楽しい。

・『うみものがたり』
 いや絶対そういう話じゃないだろこれと思いつつ見始めた。まあパチンコやらないので 『海物語』全然知らないのだが。
 我が意を得たりというか、「09年あたりのアニメはこういう感じになるよな」という予想にピタリと当てはまっていて、中々勉強になる。


やっぱり猛暑の頃について

2022-07-13 20:56:29 | 雑文

 どうせ毎年これぐらい暑くなると思っていたので、こんなもんだという印象。

・『蒼き流星SPTレイズナー』
 3クール目突入。これこれ。世紀末救世主伝説レイズナー。これが見たかった。前半も悪くはないが、あまりにも優等生的な作りで物足りない。その前半を投げ捨ててのこれだからこその良さがある。エイジのデザインは前半の方が好きではあるが。
 都市の中に舞い降り、再び立ち上がるレイズナーのカッコよさはたまらないものがある。そして変わらずの空中機動の素晴らしさときたら。
 あと、ル・カインね。いかにもな、典型的塩沢兼人なのだが、それがいいのだ。
 そういえば、『北斗の拳』に井上和彦いたかなぁ。覚えがない。ゲストとかで出ただろうか。まったく出ていないのか。

・『おにいさまへ…』
 アニメ版を見終わる。朝霞れいの最期に「ああっ……サン・ジュストさまッ……!」と、涙ぐむ。なんだか見ていると奈々子の口調が移ってしまう。
 御苑生親子のやり取りが好きだった。
 割と気に入ったのが一の宮貴。もっと妹の面倒見ろという思いと、あんな妹たちでよく今日までまともでいられたなという思いが混ざってしまう。

・頭をスッキリさせるために初代『マリオカート』とかやっているのだが、まぁ、昔からレースゲーム下手だったので全然うまくいかない。
 それでも、なんか走らせたり滑らせたりするだけで楽しい。今の私にはそれが大切なのだ。
 おお、自分をコントロールできているなぁと思うと同時に、なんだかこう、ボケ防止の遊びやリハビリみたいにも思える瞬間があって、時たま寂しくもなる。

・なんだか無性に『西遊記』が読みたい。それも、昔市立図書館で読んだ版を。あれはいったい何版だったのか。

スーパー戦隊ソング雑感

2022-07-10 22:31:16 | 雑文
 ここ最近、作業中とかずっとスーパー戦隊の主題歌やら挿入歌やら聴きまくっていた。
 いい機会なので、好きな曲をちょっと並べておく。まあありきたりというか、見ていてあまり面白くないリストになるが。定番好きだからね。

・バトルフィーバーJ 『明日の戦士たち』
 没EDのやつ。ちょっと困るのは、私はエンディングソングとしては『勇者が行く』の方がずっと好きなのよ。あの哀愁がたまらない。しかし、曲単体ではまぁこっちだよなとなってしまう。

・電子戦隊デンジマン 『ああ電子戦隊デンジマン』
 もう成田賢というだけで高得点出すよ私ゃ。独特の不気味ささえ感じる力強さはコーラスのせいでもあるのだが、やはり気合のこもった成田の叫びあってこそだろう。

・超電子バイオマン 『バイオロボの歌』
 まぁ定番。名曲だもんね。クッソカッコいい歌詞が続いたあとでのバイオ連呼が弾けていて好き。

・電撃戦隊チェンジマン 『NEVER STOPチェンジマン』
 OPに比べると『バイオミック・ソルジャー』の流れを汲んだおなじみ感溢れるのだが、こちらはこちらでノリが良くて好きなのである。

・超新星フラッシュマン 『超新星フラッシュマン』
 サビのフラッシュ・クラッシュがいまいち人気分かれると思うのだが、あとにも先にも唯一無二の一品だと思うのよ。

・超新星フラッシュマン 『輝け!フラッシュキング』
 こちらもド定番。80年代はロボのテーマが強い気がする。

・超獣戦隊ライブマン 『ホップ・ステップ・ラブジャンプ!』
 これ好きというより単にコロンが好きなだけじゃないかなぁと思わなくもない。曲そのものは平凡だしなぁ。楽しいけど。

・高速戦隊ターボレンジャー 『心よしなやかに舞え!』
 ノリノリで好き。オープニングよりずっと高校生感あっていい。

・地球戦隊ファイブマン 『ファイブマン、愛のテーマ』
 ファイブマンの曲はどれも割かし好きなのだが、このEDが実にいい。小手先勝負なし、OPの歌詞が結構小技きいているのに対し、ドストレート。

・鳥人戦隊ジェットマン 『時を駆けて』
 没OP……ではなかった気がする。どうだっけ。ジェットマン関係の曲では断トツにカッコいいと思う。空から降りる五人が見えるようさ。

・鳥人戦隊ジェットマン 『こころはタマゴ』
 定番中の定番。なんというかちょっと格が違う。私はイントロ付きの方が好きなので、最終回のあの流れが本当に好き。

・忍者戦隊カクレンジャー 『星よ、にじむな!』
 単身生身で大魔王に殴り込みをかけるサスケの姿が浮かぶので、聴くたびに泣きそうになる。

・忍者戦隊カクレンジャー 『気合百発!カクレンジャー!!』
 どうも独特な『シークレット カクレンジャー』と『イントゥ デンジャー カクレンジャー』のせいで影が薄い気がする。
 変身コールからの盛り上がりは負けてないと思うんだけどなぁ。

・忍者戦隊カクレンジャー 『イントゥ デンジャー カクレンジャー』
 まぁこっちも当然好きなんだよね。都会に忍んだヒーローの歌としてほぼ完璧だからなぁ。

・超力戦隊オーレンジャー 『オーレ!オーレンジャー』
 名曲『虹色クリスタルスカイ』があるのは事実だが、こちらも名曲。もう全体的にかっこいいんだよ。

・超力戦隊オーレンジャー 『虹色クリスタルスカイ』
 それでもオーレンジャーから一曲選べとなると、まぁ、これだよなぁ。
 日本の特撮ヒーロー番組で昭和のノリが継続できていたのが大体このあたりだと思うんだよ。同時期の『重甲ビーファイター』なんかはもっと分かりやすいか。それで、この曲がまさに平成初期を含めた昭和特撮ヒーローへの総決算的なものにもなっているので、まぁ、名曲なのも当然というべきか。

・超力戦隊オーレンジャー 『アクション!オーレンジャー』
 オーレンジャーは本当にいい曲が揃っている。しかもメインが速水けんたろう。

・激走戦隊カーレンジャー 『CARRANGER THE UNSTOPPABLE』
 フルアクセルバージョンの英語版である。本家より好きかもしれない。イントロパートでふかし入れるのがいいんだ。

・激走戦隊カーレンジャー 『カーレンジャー輝く』
 本編のぶっとんだアレに対して、カーレンジャーの音楽の充実面は半端ないよ。カーレンジャーこんなに切ないカッコよさじゃねーよ。でもいい曲。

・激走戦隊カーレンジャー 『夢見るゾンネット』
 しょっちゅう歌っていた気がするが、意外とそうでもなかった。バリバリアンの空気の良さはこれもあってのこと。

・電磁戦隊メガレンジャー 『電磁戦隊メガレンジャー』
 疾走感がたまらない。

・電磁戦隊メガレンジャー 『Don’t Stop! メガシルバー』
 これは本編のメガシルバーのカッコよさ補正が強いかな。私もあの、トドメのあとで振り返り変身解除にやられた一人である。

・電磁戦隊メガレンジャー 『Bomb Dancingメガレンジャー』
 音頭系ではこれが一番。デジタル戦隊と盆踊りというミスマッチが楽しい。

・救急戦隊ゴーゴーファイブ 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』
 ひたすら重く暑苦しくなので、聴くと少し疲れるが大好きである。

・救急戦隊ゴーゴーファイブ 『勇気をなくせば』
 この曲が最もゴーゴーファイブ、巽兄弟というヒーローにマッチしているような気がする。

・救急戦隊ゴーゴーファイブ 『FASTEST & GREATEST』
 石原慎一と渡辺俊幸の味が出まくっているのはやはりこれか。マックスビクトリーロボのカッコよさもあって、ゴーゴーファイブのロボソングでは一番好き。

・救急戦隊ゴーゴーファイブ 『この星を この街を』
 普通のEDのはずなのだが、妙にお気に入り。

・未来戦隊タイムレンジャー 『1000年戦士』
 タイムレンジャーそのものは好きなのだが、楽曲は背伸びしすぎて食傷気味になる。これぐらい露骨でいいのよ。

・爆竜戦隊アバレンジャー 『ABARE-SPIRIT FOREVER』
 ああ、いいねぇ、泣けるねぇ。クッシーの泣かせ方はうまいねぇ。

・爆竜戦隊アバレンジャー 『We are the ONE ~僕らはひとつ~』
 フルサイズだと神秘的なイントロからのアレ。めちゃくちゃ美味しい曲よ。

・特捜戦隊デカレンジャー 『特捜戦隊デカレンジャー』
 本編はともかく、この曲は最初はそれほど好きというわけではなかった。というかサイラバ自体、私はあまり高く評価していなかった。
 ところが、ねぇ。途中からサイラバ自体含めて評価大きく変えたんだよ。

・特捜戦隊デカレンジャー 『デカレンジャーアクション』
 これのせい。「S・P・D!」連呼が「分かってるじゃん!」となって、すっかりはまってしまい、デカレンジャーの曲の全体評価が爆上がりである。
 アコースティックバージョンも好き。

・特捜戦隊デカレンジャー 『デカマスターNEVER STOP』
 この曲をバックにデカマスター無双は「あっ、時代が変わった」と思わせるに十分だった。

・魔法戦隊マジレンジャー 『魔法戦隊マジレンジャー』
 岩崎貴文は嫌いではないが、どうも一本調子な感じがして、それがガチっとはまるときはいいのだが、そうでなければ微妙になる。
 これは特に成功した部類。

・獣拳戦隊ゲキレンジャー 『過激気!』
 初めてこれを聴いた時はあまりのカッコよさに震えた。水面に立つようなピアノからが最高だった。MIQをここに引っ張ってきたというのがそもそも凄い。大英断。

・炎神戦隊ゴーオンジャー 『BANG! BANG! ゴーオンジャー』
 NoBの良さは勿論、ギターの圧倒的なカッコよさよ。

・侍戦隊シンケンジャー 『青浪世直し』
 相葉弘樹の力がデカイ……池波流ノ介推しとしてはそういう目も入ってしまうのだ。

・天装戦隊ゴセイジャー 『星を護る者』
 聴いた瞬間「MAKE-UPだ! MAKE-UPだ!」と大喜びしたのを覚えている。ガオ~ゴーカイの中では特に好きな曲の一つ。爽やかなカッコよさを極めた曲の一つではないか。

・海賊戦隊ゴーカイジャー 『スーパー戦隊ヒーローゲッター』
 どちらかというとツッコミしながらという感じか。他に言いようがあるだろうと思いつつも、まぁこれしかないよなという。

・獣電戦隊キョウリュウジャー 『KYORYUZIN』
 ひょっとしたら私は単にNoB好きなだけなのではないだろうか。
 この曲も本来なら好みから微妙にズレているはずだからなぁ。

・烈車戦隊トッキュウジャー 『参上!なりきり♡GIRL』
 そうそう、キャラソンってこういうのでいいんだよ、となる。
 これを諦念と呼ぶかどうかはその人次第、ということで。

・宇宙戦隊キュウレンジャー 『からっきし』
 これはまぁ普通に好き、だった。本編終了後はあまりにもあんまりな扱いだったハミィを思い、複雑な心境で楽しむ一曲に。『スペーススクワッド』でもまだ足りなかったと思っている。

・魔進戦隊キラメイジャー 『Winding Road』
 こうして並べると、どうもここ数年はヒロインソングの方に好みがシフトしているような気がする。
 まあこれは単純に中々の出来栄えなのだが。新條由芽は本当に素敵だったなぁ。

・機界戦隊ゼンカイジャー 『全界合体!ジュラガオーン』
 時代を遡ったような一品だが、聴いていると確かに現代の曲だわ、となる。