・「Citrus」にビビッと来たので、原作をチラリと読んでみたらドンピシャリ。私の読み方は百合マンガというより純然たる少女マンガである。いつ頃からか、確かに一つの潮流として存在している少女マンガテンプレそのもので、そういうものが好きな私には実家でココアを飲んでいるような楽しさを感じられて、ちょっと得した気分。
・ヒーローに関する中二病は小学生の頃と高校以降で深刻に発症したので、リアル中二期の私にとって対象となるものの中心は恋愛などに関する中二病であった。KIDゲーや少女マンガにどっぷりいったのがまずかった。今でもその魂は燃えているところがある。メインが「花とゆめ」から「りぼん」に変わったりもしたが、まぁ、今でもめんどくさい恋愛が繰り広げられる少女マンガ大好きであるよ。
一方で、この中二魂はヒーロー嗜好と噛み合ったり噛み合わなかったりで、しっかり自分の中でバランスをとらなければいけない。
・中二期で好きだった少年マンガはというと、これはマガジン系だったりする。遡るのだが、「湘南純愛組!」が本当に好きでねぇ。「GTO」の暴走教師活劇も面白いのだが、やはり湘南でバカやるガキだった鬼爆が思い入れ強い。阿久津が巻き起こした湘南戦争は演出含めて好きだったなぁ。
この時期に植え付けられた不良マンガのヒーロー像は今でも私に大きな影響を与えている。
・中二当時の私の二次創作にはオリキャラが結構いたのだが、ほぼ毎度出てくる共通のオリキャラがいたんだよね。自然とそのキャラを出して絡ませてしまう。そんなことを続けてキャラを強化していった記憶がある。いやはや、懐かしい。後に、自作小説の一登場人物にはめ込んで落ち着いた。
・「巨蟲列島」5巻。面白いなぁ。虫薀蓄から昆虫に関する見識と誠意が溢れていて読んでてスカッとする。
ヤゴがアッサリやられてしまったのは意外だった。あいつリアルでも存在感が凄いので、もっと強いかと思ったのだが。トンボ待ちだろうか?
・頑張ってMGターンAガンダムを組んでいるが、やはり難しすぎて作業が進まない。テキパキできる人はそのことをもっと誇ってもいいと思う。
ところで、ターンA、改めて美しいデザインだなぁと思うのだが、こりゃアニメーターには地獄のようなデザインだなとしみじみ思う。そりゃあ崩れまくるわけだよ。というか、多少崩れてもカッコよくなる、むしろ崩れてこそカッコよさが際立つデザインもあったロボットアニメに、崩れないことでのみカッコよさを保てるデザインが来たら、そりゃあ、ね。
・私にとって阿部寛は「最後の弁護人」なのだが、やっぱりマイナーで話分かる奴が周りに全然いやしねぇ。