伊東家のデスク

オタクの備忘録など

中二魂の思い出とかについて

2018-01-30 01:41:49 | 雑文

・「Citrus」にビビッと来たので、原作をチラリと読んでみたらドンピシャリ。私の読み方は百合マンガというより純然たる少女マンガである。いつ頃からか、確かに一つの潮流として存在している少女マンガテンプレそのもので、そういうものが好きな私には実家でココアを飲んでいるような楽しさを感じられて、ちょっと得した気分。

・ヒーローに関する中二病は小学生の頃と高校以降で深刻に発症したので、リアル中二期の私にとって対象となるものの中心は恋愛などに関する中二病であった。KIDゲーや少女マンガにどっぷりいったのがまずかった。今でもその魂は燃えているところがある。メインが「花とゆめ」から「りぼん」に変わったりもしたが、まぁ、今でもめんどくさい恋愛が繰り広げられる少女マンガ大好きであるよ。
 一方で、この中二魂はヒーロー嗜好と噛み合ったり噛み合わなかったりで、しっかり自分の中でバランスをとらなければいけない。

・中二期で好きだった少年マンガはというと、これはマガジン系だったりする。遡るのだが、「湘南純愛組!」が本当に好きでねぇ。「GTO」の暴走教師活劇も面白いのだが、やはり湘南でバカやるガキだった鬼爆が思い入れ強い。阿久津が巻き起こした湘南戦争は演出含めて好きだったなぁ。
 この時期に植え付けられた不良マンガのヒーロー像は今でも私に大きな影響を与えている。

・中二当時の私の二次創作にはオリキャラが結構いたのだが、ほぼ毎度出てくる共通のオリキャラがいたんだよね。自然とそのキャラを出して絡ませてしまう。そんなことを続けてキャラを強化していった記憶がある。いやはや、懐かしい。後に、自作小説の一登場人物にはめ込んで落ち着いた。

・「巨蟲列島」5巻。面白いなぁ。虫薀蓄から昆虫に関する見識と誠意が溢れていて読んでてスカッとする。
 ヤゴがアッサリやられてしまったのは意外だった。あいつリアルでも存在感が凄いので、もっと強いかと思ったのだが。トンボ待ちだろうか?

・頑張ってMGターンAガンダムを組んでいるが、やはり難しすぎて作業が進まない。テキパキできる人はそのことをもっと誇ってもいいと思う。
 ところで、ターンA、改めて美しいデザインだなぁと思うのだが、こりゃアニメーターには地獄のようなデザインだなとしみじみ思う。そりゃあ崩れまくるわけだよ。というか、多少崩れてもカッコよくなる、むしろ崩れてこそカッコよさが際立つデザインもあったロボットアニメに、崩れないことでのみカッコよさを保てるデザインが来たら、そりゃあ、ね。

・私にとって阿部寛は「最後の弁護人」なのだが、やっぱりマイナーで話分かる奴が周りに全然いやしねぇ。

割と楽しい

2018-01-25 22:34:13 | 雑文
 諸々。

・ゆるキャンの各務原なでしこが凄まじく愛らしいので日々が結構楽しい。今期の私のヒロインは今のところこの子。制限中なので食事シーンはつらいのだが、この子の場合はそもそも食べる姿の方が目立つのですんなりいける。大口開けるのが実にいい。ボーっとしている時の間抜け面がまたいいんだ。

・淵さん、やっぱり伊藤絵の迫力はアニメだと落ちるんだけど、その分を声で補っている印象。

・メルヘン・メドヘンは「叶ってほしいオタクの妄想」をサッと仕込むあたり狙い撃ちされている感があって、そこは楽しい。全体像がまだ見えていないのは心配だけど、何か仕掛けあるのかしら。

・宇宙よりも遠い場所、一話目は何だったんだと言いたくなるほど楽しくなっている気がする。もっさりする場面が少なくなってノリが段々良くなっているよ。私の視聴態度は「問題児たちの問題児なりの青春足掻きストーリー」なのだが、今のところこれで大丈夫そうである。

・おそ松さん二期、実際にギャグのキレは一期よりも上がっていると思うのだが、一期は不安も混じったがゆえの心からの暴走が時に大スベリを、時に鋭い切れ味を発揮していたので、そこがないのは寂しい。まぁ安定感あるに越したことはないんだけど。

・デジモンストーリーサイバースルゥースをチマチマやっている。道具立てがデジタルだったりするだけで、中身は真っ当な剣と魔法のファンタジーRPGそのものというのが面白い。シナリオの節々に甘いところはあるのだが、その辺は愛嬌だろう。
 「細いなぁ。もっと食った方がいいのになぁ」と思っていた子が大食い設定でちょっと驚いている。

・古典ギャルゲーの蒐集が趣味みたいなところあったのだが、最近になってショップで見るだけでもとちょこちょこ再開気味。エタメロとかみつナイとかタイトル見るだけでニヤニヤするのさ。星の丘学園物語なんかはあまり、というかほとんど見かけないのだが、それはそれで大事にされているのだろうなと嬉しくなったり。

・ビルドファイターズ世界は全てのロボットアニメがガンダムに負けたディストピアなんだよ!というネタであれこれ書いたメモ帳が見つかった。ネタ成分強くて批判精神が薄いため、多分本放送中に書いたやつだな。

・ガンダムついでに。富野由悠季は基本的に考えているようで何も考えていないタイプだと思うのだが、面白いことに「実はあれこれ考えたのだろうけど中身には一切反映されなかったんだな」と思える作品もあるので、まぁ、なんというか、凄いよね。

・急に西田敏行が見たくなって釣りバカ日誌を隙を見てはチェックしている。まだほんの小学生だった頃、映画(学校シリーズだったか?)のCMか何かで見て以来、あの顔が妙に頭に残っている。

少し困っている時期について

2018-01-20 23:56:11 | 雑文
 レンタル店があること自体ありがたいので、品揃えに文句は言いにくいのだが、やはり、ね、思う。平成ウルトラ三部作ぐらいは揃えていて欲しいなぁ、と。
 以下、最近のアレコレ。

・「マジンガーZ INFINITY」、見はした。したのだが、諸事情で疲れ果てたまま映画館に向かう羽目になり、あまり頭に入ってこなかった。いや、ぶっちゃけ座った瞬間から眠気に負けて記憶が飛び飛びで、お金をドブに捨てた感が強い。覚えている限りでは間違いなくカッコよかったのだが。もう一回見に行きたい。

・ご都合主義という言葉における「ご都合」とは、多くの場合当人の経験から導き出されるものである。自分の知っている展開、好みの展開、そうであるべき展開などの定型が混ぜ合わさったものと比較して判を押すことになる。当然だが、物語内での因縁的整合性、あるいは類型上の定式を指してご都合主義とするのは些か乱暴であろう。分かっていてあえて行っている作品だってあるし、そのような作品にこの言葉を安易に向けることは少々間抜けでもある。よほど「こうすればいいのになぜそうしないのだ」と極めて分かりやすい改善案が見えており、あらゆる観点から見てそれを行う余地があったにも関わらず、それを行わなかった作品でもなければ、そうそうご都合主義は批判として成立しない。リアリティがないだの何だのとか、そういう、気に入らなかったものをあたかも正当な理由っぽくやっつけるための道具にしかならないのである。使う時は注意しなければならない。使うべき作品に、使うべき時に、しっかり使ってこそこの言葉は力を持てる。

・私は基本的にカップリング萌えであることが多いのだが、この子こそは!という場合には徹底的にカップリングを避ける傾向がある。
 このあたりの自己分析は単純な独占欲で勿論済むのだが、それだけでは芸がないのでアレコレ考えてはいる。しかし、中々うまくはいかない。
 ……と、私自身の芸風として以上のことはしょっちゅう行われていたのだが、島村卯月が対象だと特に芸を挟むことはしていない。その気さえ起きないほど好きらしい。彼女だけは特別である。

・藤浪智之作品の素晴らしいところの一つは、きっちりと優しさには厳しさを、穏やかさには恐ろしさを背後に置くなど、陰陽を意識的に用いるところだろう。ゲーム畑出身だからだろうか、多面的な視点がうまく作用している。それでいて、陰が陽を食わない、強い作風になっている。基本技術ではあるのだが、ブレずにしっかり作り上げるバランス感覚は実によろしいよ。芯がビシッと強いからこそ、全体的に温かな作品に仕上がるのである。
 考えてみれば、「カフェ・グリム」の童話ネタはこの人にピッタリの題材でもあったわけだ。

・「仮面ライダークウガ」の終末感は改めて凄いなぁと思う。背景をがっちり固めているので、未確認生命体が現代社会にとって致命的ともいえるほどヤバい相手だというのが克明に描かれている。だからこそ、最後の砦としてのクウガがより輝くのだ。

・「ドライブヘッド」から「シンカリオン」へ、あの枠が今後現代ロボットアニメの中核になっていくのだろうか。
 あと、歴史の流れからしても故・佐々木勝利監督のロボットアニメはもっと評価されていいよな、と考えている。

・「ロックマンギガミックス」のスペースルーラーズは油断するとちょっとクスっと笑ってしまう。あいつらゲームだとそんなに強くないんだよね。

・最近よく「オールスター:スーパーマン」を読み返すのだが、つくづく思う。やはり「スーパードクターK/ドクターK」はヒーローマンガとしても出色の出来栄えだったのだなぁと。ドクターK終盤、ガンの転移に苦しみながらも医師であり続ける姿はどこか死を目前にそれでも人助けを続けるスーパーマンの姿にダブる。何度読んでも泣いちゃう。ヒーローの最期を描いた作品としては、この二作は絶対にはずせない。

今更考えているあれこれ

2018-01-19 00:25:44 | 雑文
・私は巨乳派である。迷うことなくおっぱいの大きい娘を選ぶ。
 そうであるにも関わらず、実は胸パッドも好きである。貧乳(今更思うに、この言葉、なんとかならんかなぁ)も好きというわけではない、パッドで整えられた胸、というのが重要なのである。このあたりの美意識とかをうまく使ってもらえると、その、非常にありがたい。

・「NINTENDO LABO」の発表に衝撃を受けた。あの発想は素晴らしい。
 で、触発されて私も何か組み立てる系のおもちゃを購入しようかなとも思ったのだが、中々良いものが見つからない。
 BB戦士すらしっかり作れるとは言えない身なので、ガンプラ全般アウト。当然戦車や軍艦も無理。困った。

・「THE FLASH」セカンドシーズンを観終わったが……うーん、あのタイミングでフラッシュポイントか。
 ちょっと勿体無いというか、これやっちゃってよかったのだろうか。
 ズーム、ジェイ、ウェルズなどの使い方は中々良かった。ただ、ズームのスピード解釈はあれでいいのかなぁ。フラッシュファン的にはどうなんだろう。
 特にイマイチと思ってしまったのはアローとのクロスオーバー回(厳密にはアローのエピソードだが)。ファーストシーズンで既にやってしまった『タイムトラベルでバッドエンド修正』をそのまま使うのは少し盛り上がりに欠けるような気もする。
 あ、我らがキャプテン・コールドは全体的に非常にかっこよかったです。

・「SUPERGIRL」も見た。やはり、スーパーマン系列のヒーローには明るい雰囲気と青空が似合うなぁ。
 アレックスが一番うまく書けている。
 現代で緑色火星人を大真面目に描いてくれたのはありがたい。
 あと、私はヒートビジョンの撃ちあい好きじゃないんだなぁと気づいた。

・ヒーローものであるならば、ヒーローのキャラは立っているべきであろう。当然だ。言うまでもないことである。
 ところが、ヒーローを立たせるのならば、もう一つやっておかなければならないことがある。単刀直入に言ってしまおう。敵である。対決する敵のキャラが立っていなければならない。
 そもそも、ヒーローとはその存在ぬきでは突破できない状況を解決するために必要とされるのである。それならば、立ちふさがる敵のキャラこそがヒーローの存在を際立たせる有力な要素となるのだ。
 ここでは便宜上『敵』としているが、実は『障害』と言った方が正しかったりする。
 なぜならば、この『敵』には「災害・環境」「謎」「困難な任務」などが含まれているためである。
 例えば、「鷲は舞い降りた」でシュタイナたちに課せられた無謀すぎる作戦などを思い浮かべていただきたい。シュタイナたちは尽くあの理不尽極まりない任務と要求に振り回されるのだが、その状況こそが彼らをより力強く浮かび上がらせているのである。あの思いつき作戦は敵として充分すぎるほど優秀なのだ。
 変なことをしてくる敵(とりあえず『変敵』としておく)には妙な面白さがある。馬鹿馬鹿しいぐらい変な能力に翻弄され、しかしそれを越えるというのは、単に強敵を乗り越えるのとはまた違った趣がある。変な敵はその変さゆえにヒーローを浮き彫りにするのである。
 苦戦とかは基本しないのだが、「快傑ズバット」の用心棒たちは見事にこの役目を果たしている。「クウガ」もゲゲルの謎とグロンギそのものの個性を巧みに描けているだろう。

・「スターウォーズ エピソードIV」を見た。いや、何度見ても面白い作品である。改めて、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が非常に面白いということもよく分かった。
 ただ、EP4、面白すぎるがゆえに、オビ=ワン対ダース・ベイダーのどうしようもなくしょぼい戦いが余計残念に感じられる。

・「カフェ・グリムへようこそ」はとても楽しかった。やはり、とけねこ先生は波長が合う。お気に入りは「いばら姫」かな。
 この形式なら続き書けそうだ。欲しいなぁ。

・波長の合わないラノベも、段々と楽しみ方が分かってきたのだが、どこかしらやはり引っかかる。これは作品がどうこうではなく、私が自分をどう育てたかの結果なので、まぁ、偏食はよくなかったなぁと反省したり。

2018冬アニメについて

2018-01-16 22:50:16 | 雑文
 今年もアニメが始まった。
 私は原作つきの場合、よほど先が気にならなければ視聴途中で原作を買うことはないのだが、さて今回はどうなるか。
 あと、現在食生活改善中のため食事制限かけているのだが、なぜか今期は美味しそうに食べるシーンが結構な頻度で出てくる。私がそれだけ気にしているだけなのかもしれんが。見ていて微笑ましい反面、かなり、つらい。


宇宙よりも遠い場所
 一話目は流石にもっさりしすぎてダメだったが、二話目でストンと収まるべきところに収まった感がある。なるほど、これは問題児(と言うには青すぎるか)たちがあれこれ足掻いていくのを慈しんで見守ればいいのだな。
 井口のいかにもな井口らしい声を聴けるのはポイント高い。

スロウスタート
 今期の癒し枠、となるか。

りゅうおうのおしごと!
 原作読んでいればいいかなぁ、といったところ。原作は今後どうなるんだろう。「のうりん」がそうなのだが、頑張って色々しっかり書こうとする分、処理することが多くなるともっさりしちゃうので、はてさて。

ラーメン大好き小泉さん
 すごく美味しそうだったので、途中で視聴をやめた。精神に悪すぎる。
 ちゃんとラーメン食べて大丈夫な方々にお任せしたい。

ゆるキャン△
 ちゃんと「キャンプいいなぁ」と思わせる出来でまずは満足。
 あと、花守ゆみり好きなので、そういった点でもとても楽しい。

刀使ノ巫女
 一話目はつらいのだが、これは数話ぐらいしてエンジンかかるタイプのようにも思える。
 だけど、私は二話目いけるかしら。ちょっと挫折しそう。

ミイラの飼い方
 どの文脈で読むべきか。エブリデイマジックか。まぁ楽しいからいいか。

citrus
 藍原柚子がとにかく可愛い。一昔前の少女誌にありそうなシナリオなのかしら。もしそうなら、大好物ですよ。

伊藤潤二『コレクション』
 よくやっているのだが、やはり世界の狂気度は下がる……と思って見ていたのだが、途中から「あれ? これは意外とひょっとするとかなりいいんじゃないか?」と思えてくる。

メルヘン・メドヘン
 導入ははてしない物語でもやるのかなと思えたりもするが、あらすじ見る限りそんなこともないんだろうな。この手の主人公の成長譚は現在まで手垢がつくほどやりつくされているわけだが、どういう手を打ってくるか。あまり奇をてらわない方が嬉しいな。
 あと、裸身で動き回るのって好きなんだよね。これがやらしい意味ではなく、なぜだかスッキリ爽快に見れたりする。裸はかっこいいのだ。