・『ひろがるスカイ!プリキュア』
12話目。キュアスカイの戦い方がどことなく落ち着いていていい。このあたり、ヒーロー目指して鍛錬続けてきたソラのキャラが出ている。ソラは積み重ねたものをしっかり出すタイプの主人公なのだ。基本的には「勢いと心意気!」が多い主役キュアの中にあって、この生真面目さは明確な個性として実に良い。
そのうえで、今回のラストは興味深い。
これは当然あるだろうな、と思っていた場面について色々と考えている。それは勿論、用済みと始末されそうになったカバトンを助けるシーンであるが、ここでソラが持ち出したのは「ヒーローの出番」、即ち幼い頃から抱いてきた「ヒーローの論理」ではなく、「分からない」「しかし、これが正しいと思った」であった。ヒーローとは何かを常に追求し、実践せんと積み重ねてきたソラの行動としては異質にも見える判断が飛び出たのである。行動それ自体は間違いではない。ソラならこうするはずだし、こうしなければならない。重要なのは、この行動を自らの判断でもって、積み重ねてきたヒーロー観とは関係ないところから導き出したという点である。これの意味するところはかなり重いように思われるが、さて今後にどのような影響を与えるか。
次からは新しい幹部が来るのだろうが、それなりの強敵が欲しいな。キュアバタフライ覚醒の説得力は、ここにかかっているのではないか。
・『王様戦隊キングオージャー』
8話目。いやあ、面白い。ラクレスとカグラギの描き方が実によろしい。カグラギに比べると、ラクレスは役者が一枚下という感じに映ったが、さて彼の真意はどこにあるのだろうか。
ここに来てようやくバグナラクがうまく動き出してくれた。虫は放っとくとあとが怖いのだ。搦め手でじわじわいってくれると嬉しいな。
・『電人ザボーガー』
うーん……悪之宮を退場させてまでトカゲたちを出す必要あったかなぁ。悪魔ハットではどうも悪之宮よりも弱く感じてしまう。まあΣ編末期も確かにパワーダウンしているとは思ったけれど。やはり、良いヒーローものには良い悪役が必要であるよ。
ともあれ、テンション高くて楽しかったかな。
次はまた東映に戻ろうかしら。そろそろ定番の味が欲しくなる。
12話目。キュアスカイの戦い方がどことなく落ち着いていていい。このあたり、ヒーロー目指して鍛錬続けてきたソラのキャラが出ている。ソラは積み重ねたものをしっかり出すタイプの主人公なのだ。基本的には「勢いと心意気!」が多い主役キュアの中にあって、この生真面目さは明確な個性として実に良い。
そのうえで、今回のラストは興味深い。
これは当然あるだろうな、と思っていた場面について色々と考えている。それは勿論、用済みと始末されそうになったカバトンを助けるシーンであるが、ここでソラが持ち出したのは「ヒーローの出番」、即ち幼い頃から抱いてきた「ヒーローの論理」ではなく、「分からない」「しかし、これが正しいと思った」であった。ヒーローとは何かを常に追求し、実践せんと積み重ねてきたソラの行動としては異質にも見える判断が飛び出たのである。行動それ自体は間違いではない。ソラならこうするはずだし、こうしなければならない。重要なのは、この行動を自らの判断でもって、積み重ねてきたヒーロー観とは関係ないところから導き出したという点である。これの意味するところはかなり重いように思われるが、さて今後にどのような影響を与えるか。
次からは新しい幹部が来るのだろうが、それなりの強敵が欲しいな。キュアバタフライ覚醒の説得力は、ここにかかっているのではないか。
・『王様戦隊キングオージャー』
8話目。いやあ、面白い。ラクレスとカグラギの描き方が実によろしい。カグラギに比べると、ラクレスは役者が一枚下という感じに映ったが、さて彼の真意はどこにあるのだろうか。
ここに来てようやくバグナラクがうまく動き出してくれた。虫は放っとくとあとが怖いのだ。搦め手でじわじわいってくれると嬉しいな。
・『電人ザボーガー』
うーん……悪之宮を退場させてまでトカゲたちを出す必要あったかなぁ。悪魔ハットではどうも悪之宮よりも弱く感じてしまう。まあΣ編末期も確かにパワーダウンしているとは思ったけれど。やはり、良いヒーローものには良い悪役が必要であるよ。
ともあれ、テンション高くて楽しかったかな。
次はまた東映に戻ろうかしら。そろそろ定番の味が欲しくなる。