伊東家のデスク

オタクの備忘録など

2月末の頃について

2024-02-28 19:58:43 | 雑文
・『わんだふるぷりきゅあ!』
 4話目。次回で少し動きがあるのか。ここまでの流れをどう維持していくか注目であるな。あと、上田麗奈はなんだかこんな役ばっかりだねぇ。まあ確かにこういう上田好きだけどさ。

・『王様戦隊キングオージャー』
 最終回。映像的には確かに素晴らしかった。ここ何年かの特撮作品では間違いなくトップクラスではあろう。しかし、構成的には赤点かな。その場の盛り上がりを重視しすぎ、一年通してやりたかったことがぼんやりしたのは流石に厳しい。見どころは多い、盛り上がる場面も確かに多い。しかし、本作のそれは言うなればMADムービーのような楽しさなのよね。団子が串に連ならず、皿に転がっている感じ。統一が取れていない。このあたりどうすればよかったのか。神話的な作品にすればよかったのではないか。丁度ジェラミーという語り部もいるではないか。それならば、前述の問題点が逆に効果的になる。ファンタジーに徹する意味でもよかったはず。とにかく脈絡なく派手なエピソードを連発して、構成的にも単体のエピソードとしてもおかしいだろという感覚を「これは人知を超えた神々(王様たち)の物語なのです。脈絡ないのは当然。神々の物語とはそういうものです」と強引にまとめあげるのだ。それが強引であればあるほど神話性は高まるというわけである。ただ、ニチアサでやるには少し無茶か。
 ヤンマ・ガストがとても好きだった。インテリヤンキーいいじゃない。メインメンバーではピカイチの出来栄えだった。
 とりあえずは気を取り直して『爆上戦隊ブンブンジャー』に移行しよう。本作で培った映像技術が、果たしてどのような成果を生んでいるか。

・『仮面ライダーガッチャード』
 24話目。色々と優しいなあと思うのは、あれこれきっちり口で説明してくれるあたり。対象年齢はあくまで子供ですよ、という態度を崩さない。このへん、多少妙に映っても、好感が持てる。
 アイアンガッチャードのデザインは割と面白い。ここからどう活躍するのか楽しみにしよう。

・『ゴーストバスターズ』の最新作が近づいてるので、過去作をだらっと見ていた。『初代』は別格。『2』もいい。リブートした『16年版』も普通に楽しいよ。『アフターライフ』は弱点こそあれど、クライマックスの老イゴン登場で泣いてしまう。幼少期から、おそらく最も多く見ていた洋画の一つが『ゴーストバスターズ』なので(あとは『ミクロキッズ』あたり)、まあ、感無量よね、あそこ。ただやっぱりリック・モラニスはなんとかして出してもらいたかったなぁ。無理言っているのは分かっているが。
 毎回締めを担当するウィンストンが好き。

・手が空いたところをおすすめされて、今更『ライザのアトリエ』をやり始めていた。初登場からボオスくんがとてもいい感じで、「ははん、これはあれだな。ライザとフラグ立つやつだな。仲違いした幼馴染が関係修復するけどその瞬間互いの成長を感じて子供同士の友達から一気に男女を意識するようになってしまってという王道展開だな。大好物だ」と思って萌え滾っていたら知人から「それはない、なかったんだよおキヌちゃん…!」と横島の如く血の涙つきで言われたので凄くガックリきている。モチベの維持って大変ね。
 『ソフィー』のパズルみたいに頭悩ますフェイズが少ないのでサクサク錬金できてゲームとしての気持ちは楽である。

2月もそろそろ終わる頃について

2024-02-25 01:09:02 | 雑文
・『わんだふるぷりきゅあ!』
 3話目。雛形がまだ見えてこないあたりの緩さをこむぎが吸収しているのはいいなと思う。

・『王様戦隊キングオージャー』
 49話目。うーん……。確かに映像はここ数年で断トツレベルに素晴らしいが。うーん……。

・『仮面ライダーガッチャード』
 23話目。そうそう。これでいい。このバカノリこそがガッチャードに求めるものであるよ。

・『龍が如く8』
 桐生編のサブイベントの数々で泣き、椎名林檎の曲をバックに進む一連のシーンで号泣してしまった。
 いや、面白かった面白かった。
 ポケサーファイターのイベントとハワイの雪イベントがお気に入り。

・『将太の寿司』
 最近RPGとか体力使うゲームのやりすぎで疲れた心身を癒したくなったので古い漫画とか読んでいた。
 ダーッと読むと、やはりくどいなと思えるのはある種の連載作品の弱点であろう。本作はホントもう、将太がずっと「あっ。しまった。こんなことに気づかないなんて。僕はバカだ」を繰り返していると錯覚してしまう。それでも楽しいからいいのだが。
 作中の情報の古さは、私は気にならないかなぁ。この程度を気にするようでは古い(雑な)SFとかは読めない。

・『封神演義』
 藤崎竜版。ジョカが好き。クライマックスで肉体を取り戻した際の美しさは筆舌に尽くしがたい。

・『瀬戸の花嫁』
 やっぱり中盤は完全に不知火明乃とサーたんに乗っ取られてるよなあ、これ。でもそこが楽しい。

・『ローゼンメイデン』
 YJ版になるまで水銀燈と金糸雀はほとんど絡みがない。その状況であの姉妹っぷりを想像しろというのは無理……ではあるが、私は結構いい線で妄想していた側である。長女次女好き。

・『俺たちのフィールド』
 W杯が視野に入ったあたりでガクッと落ちたという印象。どうも村枝賢一、新規キャラの大量投入で味付けが単調になり、そこで失速しがちである。
 アルゼンチン~ヤマキ昇格がピークかな。このあたりは絵も脂がのっているし構成のテンポも良い。


だるい頃について

2024-02-18 01:01:21 | 雑文

 インフルエンザではなかっただけよしとしよう。

・『わんだふるぷりきゅあ!』
 2話目。ここでも技やアイテム出さなかったのは危険なのではないか。序盤でこういうの通してやっちゃうと、全話通してやらなければ嘘になる。どこかで失敗しない程度に緩めなければならない。

・『王様戦隊キングオージャー』
 48話目。デズナラク再登場は実に良い。

・『仮面ライダーガッチャード』
 22話目。馬鹿っぽいノリで、しかし根っこは大事に。ガッチャードの明るいノリが戻った。

・『龍が如く8』
 そろそろ終わりそう。
 ポケサーファイターのイベントで流石に泣いてしまった。

あまり寒くない頃について

2024-02-10 22:13:36 | 雑文
・『わんだふるぷりきゅあ!』
 1話目。手堅くいくのかしら。現段階では特にあれこれ言うべきことはないかな。それでもあえて言うとするならば、人間関係と展開が掘り下げられるであろう中盤以降は、こむぎのキャラクターを活かしづらい気がするという点か。何か策はあるのだろうか。そこ含めて注目しておこう。

・『王様戦隊キングオージャー』
 47話目。オチが結構いい感じの画面になっていたのは素直に感心した。こういうあたりしっかりしているのは、本作の良さであろう。

・『仮面ライダーガッチャード』
 21話目。うーん、普通すぎて言うべきことが特にない。はずしてはいないが、どうも『ガッチャード』の魅力を出し切れていないように思える。

・『特捜最前線』
 桜木健一の加入を経て、二谷英明がようやく戻ってきた。やはり課長がいないと落ち着かない。あとは夏夕介がくればしばらく固定になるんだったか。
 紅林刑事がじわじわと味わい深くなっていくのが面白い。

・ウィークリーで一作目の『スレイヤーズ』観ていたら、ふと「あれ? リナって実は凄く可愛いな?」と思い至った。元から好きではあるのだが。なぜだろう。より魅力的に思える。私の嗜好が少し変わったのだろうか。

2月になった頃について

2024-02-03 19:55:43 | 雑文

・『ひろがるスカイ!プリキュア』
 最終回。いつものプリキュアらしい最終回で、今更新しく何かを言うことはないだろう。それだけに、残念だったなという気持ちと、なんとかしてくれないかなぁというシリーズそのものへの不安が強くなってしまった。
 色々と言いたいことはあるが、まあ大抵もう言われていることだろうし、一番気になったことだけ言っておこう。
 本作、中盤で「ソラに自身のヒーロー性を否定させる」という大ポカをやらかして、それまでの積み上げからくる説得力をガラッと崩してしまった。キャラクターの成長描写への代価が大きすぎてボーダーラインを越えてしまったのである(余談だが、昔、とくに90年代末期から00年代あたりはこの手のミスが多かった気がする。変にドラマ性を求めすぎたためだろうか)。一度崩れたソラ・ハレワタールをそのままのキャラクターで主人公やらせるわけにはいかなくなり、当初掲げた「ヒーローの出番」でテーマを引っ張れなくなってしまった。虹ヶ丘ましろがもうひとりの主人公ポジションを飛び越えて、事実上の主人公になったのは、この事情ゆえである。そして本作は、旧来的なままの「プリキュア」を踏襲していくことになる。プリキュアなりの「ヒーロー」をどう描いていくか楽しみだった私にはあまりにも残念な結果であった。
 しかし、最大の問題は本作がそのような結果に終わったことではない、と私は考える。というか、毎年思っていることがまた出てきたというべきか。もっとも、その重要度はこれまでの比ではないが。
 本作が、従来のプリキュアをそのまま引き継ぐ方向へ舵を取ったのは、まあいい。分かった。ではそれはうまくいったのか。まあまあうまくいったというべきだろう。同時に、その路線が完全にどん詰まりであることをこれでもかと知らしめてしまったのだ。新機軸を用意した本作でさえ、新しい可能性がまるで見えてこなかったのだから。
 もう十年以上前からだろうか。いい加減、プリキュアらしいプリキュアは限界が来ていると毎年感じていた。中学生ぐらいの女子メインで使えるイベントはもうやるだけやっている。そのあたり制作側も理解しているはずなので、毎年色々と変化を入れようと手を尽くしてきたが、抜本的な解決には至っていない。2023年のあれこれはそこに少しずつメスを入れようとしたためなのだろうが、まだまだ足りない。思い切った作品を本流でぶつけなければここから抜け出せそうにない。勿論、水戸黄門的なマンネリを許容するというのも一つの手ではあろうが、それではあまりにも惜しいではないか。もっと自由の翼で羽ばたいてもらいたいのであるよ。いっそ、『木枯し紋次郎』みたいなプリキュアをぶつけてほしいのであるよ。
 とりあえず、『わんだふるぷりきゅあ!』はそのあたりなんとかしてくれる作品にはならないと思うのだが、せめて何か新しいものを一つでも見せてほしいところである。

・『王様戦隊キングオージャー』
 46話目。今回で決着つくと思ったら、次回に続くか。幹部との決戦なのはいいが、どこか中盤っぽいイメージが漂っている気がする。

・『仮面ライダーガッチャード』
 20話目。「ガッチャード=プリキュア説」を採用している私の観点からすると、スパナが「助けて」と言えたことが大きい。
 自分が被害者であると自覚することでヒーローに覚醒するのはよくある話であるが、スパナの覚醒において私が考えるのは、では助けてほしいと言えたスパナは誰を助けるのか、である。プリキュア的スーパーヒロインなら、まず自分の内面が助かるというパターンが期待されるが、どの手でくるか。


・『特捜最前線』
 セレクションも良し悪しであるな。急に蒲生警視がいたことになっている。長門裕之の喋りが軽快でいいなぁ。
 藤岡弘が復帰したところだが、むちゃくちゃやっちゃったなぁ。他者に薬使ったあたりガッツリ裁かれねばならないわけだが、そこは流すしかなかったか。