デローザ考

昨日夕方、主治医のところでリヤディレーラーの調整をしていたら

デローザ試乗車に乗ったＹさんが帰って来た。


　　「どうでした？」


　　「どうもこうも凄いねえ」



Ｙさんのバイクは、ピナレロＦ４：１３にスーパーレコード＋ＢＯＲＡ


　　「これに乗ったら、ピナレロが鈍くさく感じる」


　　「へ～、このデローザはケンタウル＋レーシング３で

　　　数段落ちるじゃないですか」


　　「いや～走りはやっぱりフレームじゃね」




日頃からよく走っておられるＹさんの言葉



俺は、自分のクロモリしか乗ってないんで

素晴らしく違う乗りもんだとは分かったが

最高のパーツで乗っておられる方の感想は本物だろう。





自動車のフェラーリに相当するんだろうね。


　　フェラーリと提携してるのはコルナゴだけど・・・


フェラーリはレースで培ったエンジン・足回りに加えて

ピニン・ファリナの手になる美しいスタイル。



そしてマスプロダクションに陥らない少量生産。



似通ったところが多い。




最近、同じイタリアンバイクでもピナレロ辺りは

生産台数が上がり、台湾製のフレームになってきた。



その中で頑なに自社生産に拘るデローザ。



マスプロメーカーが忘れたモノづくりの原点。



しかしスタイルだけじゃなくて、性能もここまで良いとは

乗ってみるまで分からなかったなあ。



一度はキング３にも乗ってみたいもんじゃね・・・脚負けするじゃろけど