パニショック

本日、出張で埼玉大宮に来ている中でのブログアップ
(暇なんかい！ お一人様では遊ぶ気にもなれなくて、、、)

で先々週試乗したドゥカティの最新SSのサーキット試乗記をお送りします。
実は街乗りも軽く20分程度乗ったのですが、軽いな、いいな～レベルの話しかできないので、
記事にはしませんでしたが、サーキット走行となると別話。
ぶっ放して、バンクさせてナンボでしょう、この手のバイクは。

しかし、フリー走行終えて直ぐ一番手。
呼吸を整えて先頭車に跨る。
(どうやらドゥカティジャパン号だな…)
タイヤを見ると軽く皮むきが終えているが端っこはテカテカのまま。
(こりゃ、タイヤウォマー係だな…)

一人が3周してpitin、モードをそれぞれレイン→スタンダード→レース
(言葉は違うかもしれないが、まあマップをアクティブ方向へ変えていき違いを感じて欲しいという趣旨)



左の方は試乗先導ライダーの我らが隊長！の雅さん。
このときは848ストファイ。

じゃあ、いきますか?

1週目。
先導についていけず、、、
「タイヤ全然暖まってないから～」(・・;)
とヘルの中で叫んでも既に走行を繰り返したストファイライダーには通じず。。。
まあレインモードでスロットルに対するレスポンスは鈍らせているので安心か？
そしてpitin。

雅「これぐらいのペースでいいでしょ♪」
ブ「そ、そうだね…丁度いいね」
(本当は速いよ～と言いたかったけどヘンなプライドで言えなかった。。。)

2週目はスタンダードモード。
タイヤのグリップ感の手応えも感じられたので、雅さんにそれなりに着いていく。
ドカらしく低速からのトルク感は国内デ・チューン仕様でありながら、サーキットでも必要充分。
ただストレートではもう少しパワーが欲しいかな？という感想もある。
西浦S字なんて軽い車重を最高に活かせる切り返しの早さは正直驚いた！
いつものmyバイクだと「よっこらせ」という感じが消されている！
嫌いな2ヘヤもスッとインに入ったりしてズバリ、「コーナーが楽しい」バイクと言えよう。

最後の3週目。
もうこれぐらいになると先導車に張り付いて走行。
雅さんも何かのスイッチが入ったのかペースアップ
(いやいや、そういうつもりは一切ございません)
でも、突つく(爆

3ヘヤ抜けて最終コーナー早めの右手を鋭く捻ったときだった！
リヤタイヤがスベっているというか何とも表現が難しいのだが、
私が似たような経験でいうとハイサイドを食らう前の長い時間のリヤの空転みたいな感じかな？
まあ兎に角、試乗前「転倒だけはやめてください、営業的に困るので」という言葉がよぎったのかは
解りませんが「ヤバイ、お買い上げだぁ～」と思ったのは事実です。
結果は転倒、いえいえ何とも無くスッ～と最終コーナーを立ち上がっていきました。

これは推測ですがトラコンの介入度を上げて設定だったのでは？と感じます。
メーターのトラコン作動ランプなんて見る暇も無かったですが、
あの不思議な感覚は今でも体に残っています。

もう時代は有効な電子デバイスと油圧制御でハイパワーマシンを操る領域なんだなと感じた試乗会模様でした。

後ろからパニちゃん来たら道譲ろう。。。。