自動運転の実走実験

全国の公共交通機関の不便な道の駅で、自動運転バスの実験を国交省が行なっている。
滋賀県下では、大津市の妹背の里と、東近江市の奥永源寺渓流の里の二箇所で行われている。
奥永源寺は今日までの四日間行われた。受託社は先進モビリティと言う企業で、ガードマンや受付のアルバイトや記録を取る者は20人以上のスタッフだ。
8時、10時、13時、14時の１日4回らしい。私が乗った時は、乗る者は自治体関係者や報道関係者が10人ほどで、地元民の乗車は無かった。
GPSとそれが届かないところは、二メートルピッチの磁石にリードされて走る。カメラもついてるが、実験車は前方だけだから、交差点の左右の通行車は感知しない。

あくまで実験なのに、こんなのを全国で展開する国の方針は理解できないが、貴重な体験だった。
乗る前と乗った後で各々４ページほどのアンケートを書かされたが、これが今後どう活かされるか疑問だ。実証実験らしくするための手段としか思えなかった。