日本人はお人好し

八月最後の週末を迎え、一年で一番気分の悪い番組の流れる日がやって来た。
高い広告収入を得て、タレントにギャラを払いながら、一般視聴者には寄付を求める、あの番組だ。
日本テレビがその日の広告収入全てを寄付すれば、国民からかき集めたチャリティ収入を上回るだろう！
新聞のこの局のテレビ欄には、感動の文字が踊っているが、偽善番組で善良な子どもまで騙さないで欲しい。
この番組の視聴率は、日本人の民度と反比例の関係にある。今年こそ下がってと思い続けているが、一向に下がら無いので嫌になる。

民主党を潰す気だな

朝早く起きたのでテレビを点けたら、TBS系の番組で北朝鮮との交渉のあり方について、民主党の松原仁議員が話してた。
こいつが本当に拉致担当大臣をしてたのかと思うと情けない。お粗末なコメントしか言わず、それを必ず繰り返す始末の悪さにびっくり。
二大政党を目指して導入した小選挙区制度のせいで、自民党の敵失で民主党政権が誕生しただけで、議員の資質は低い。
民主党に限らず、近年誕生した維新、みんなは、その時の雰囲気で一定の支持を得たが、党に人物を見る目が無いから、馬鹿議員を国や地方で大量選出してしまった。
人物本位で選んでたら、当選はおろか立候補すら出来ない馬鹿を、流行りの党の看板一つで産み出す。政党政治が日本の政治を壊していると言っても、過言では無い。

東京一極集中を加速するぞ

北陸新幹線に関して、東京ルートを先行して開業することに異議有り。
北陸地方は元々関西と繋がりが強く、鉄道も現在はJR西日本のエリアに有る東海方面からなら米原経由、京阪神からは湖西線で繋がっている。
同時開業しても首都圏との交流が増えるのに、東京ルートが先行すれば、関西との関係が確実に低下する。
国は人口減少や地方の地盤沈下を憂い、東京一極集中の弊害を解消する必要性を認識している。それなのになぜ？国の一貫性と調整能力のなさにあきれるばかりだ。

やはりおかしい花子

花子とアンは、納得出来ないストーリーが多い。今日気になったのは『ももと旭のたっての願いで、養女にした』のナレーション部分だ。
結核の転地療養の経過で、預けていた姉夫婦の養女にしたと理解してたのに、敢えてたっての願いと余計な話を盛るんだ。
自分の愛娘を養女に取ってくれと願いでるような親はいない。主人公を少しでも良い人としたいため、だけとしか受け取れない。
この家は元々兄妹間で格差が有りすぎた。劇中で花子の兄や妹も『不満に思ったことがある』と言ってたが、見てるものの不満は解消出来ていない。なぜ、視聴率が高いままなのか疑問だ。

安倍ご都合主義には呆れる

集団的自衛権の行使容認に向けて、内閣総理大臣は『いかなる事態にあっても、国民の命を守る責任がある』と言いきった。
しかるにシリアで日本人がテロ勢力に拘束されたのに、ゴルフをやめなかった。広島の土砂災害では切り上げたゴルフを、テロの時は続けた。
こんな奴が何が安保だ、小さな時からずっとあんぽんたんだろ！石破幹事長が安全保障のスタンスが違うと言うのももっともだ。
今回拉致された湯川氏は、安倍氏の考えを先取りしたかのように、民間軍事会社の構想持ち、戦場を見に行ったとも聞く。これでは自己責任と言われても仕方ないケースではある。
首相も湯川氏も理論だけでなく、現実対応での覚悟が問われる。