僕が学生時代だったから、今から30年以上前に、テレビで桂米朝さんが、50歳だか60歳で引退する。
さらに米団治師匠に入門したのは、松鶴や春団治師匠(共に先代)は自分の息子を弟子にしているから避けた、とも言われていた。
この言葉に他の一門が反発したせいか、米朝さんは上方落語協会の会長にはつかなかった。
また、批判的に言っていたが、自分の息子を弟子にとった。米朝さんほどの博識で、端正な落語家は稀有な存在だ。
そんな師匠でも、自分が将来とる道は読めなかった。それほど人の心は移ろいやすいのだろう。凡人の我々や政治家が朝令暮改なのはやむを得まい。
さらに米団治師匠に入門したのは、松鶴や春団治師匠(共に先代)は自分の息子を弟子にしているから避けた、とも言われていた。
この言葉に他の一門が反発したせいか、米朝さんは上方落語協会の会長にはつかなかった。
また、批判的に言っていたが、自分の息子を弟子にとった。米朝さんほどの博識で、端正な落語家は稀有な存在だ。
そんな師匠でも、自分が将来とる道は読めなかった。それほど人の心は移ろいやすいのだろう。凡人の我々や政治家が朝令暮改なのはやむを得まい。