JGPS第３戦終了：ここまでの雑感

エフゲニーがいなければソチでのメダルは無理かも、とヤグディンさんに言われてしまった（笑）ロシア・フィギュアスケートの現役陣ですが・・・
シニアより一足早く始まったジュニアのグランプリシリーズでは、ロシア勢が快進撃中です。

ここまで３戦で表彰台に乗った回数を国別にカウントしてみました。

	Men	Ladies	Pairs	Ice Dance	Total
RUS	2	4	1	4	11
USA	4	3	0	3	10
CHN	1	1	2	0	4
JPN	1	1	0	0	2
CAN	1	0	0	0	1
FRA	0	0	0	1	1
UKR	0	0	0	1	1

ロシアとアメリカの一騎打ち状態・・・
女子シングルとアイスダンスではロシアがややリード、というところでしょうか。
男子シングルでは米国優位という感じですね。
何気に中国が頑張ってるなぁ～。日本勢はルーマニア参戦組ががんばりました。

女子シングルではロシアの強さが際立っているような気がする。１位独占しているし。
この13歳～15歳くらいの年代のロシア女子の充実ぶりは凄いですね。
昨季Jr.ワールドで3位、4位、5位だったアガフォノワ、シェレペン、オフチャロワ。
今年からジュニア参戦のタクタミシェワ、ソトニコワはデビュー戦でしっかり優勝。
第１戦フランスで3位に入ったローザ・シェベリバちゃんも良い演技していたし（2戦目では失敗しちゃいましたが）。
ファイナルはロシア勢で埋め尽くされるんではないかと。

しかし、これだけ有力な選手が揃って国内での競争が激しくなると・・・ホント強くなりそう。
この下の年代にも逸材が控えているというし。
ロシアに女子シングルの黄金時代はやってくるのか・・・女子シングルでは、ソ連時代を通じてオリンピックでの金メダルってまだ無いんですよね。

アイスダンスとペアは昨季のJr.ワールドでそれぞれ3位に入ったモンコ／ハリャービン組とストルボワ／クリモフ組がそれぞれとても良い演技をして、良いスコアをもらっていました。
ストルボワ／クリモフ組のFSは「道」なんですね。ちょっと高橋大輔くん風味の振付で可愛らしい！　衣装も素敵だし。
もっともっと良くなるプログラムだと思うので、（たぶんTVで放送してくれるであろう）Jr.ワールドに向けて頑張って仕上げていってほしいなぁ、と思います。楽しみにしているので！

Stolbova / Klimov FS "La Strada"