50代男性。自営業、体格は小太りで味の濃い食べ物が好き。風呂嫌い。
ある日、肩から背中にかけて痛みがあり、病院へ行くも胃薬などを渡されるだけで、特に検査も治療も行わなかった。
いくら病院に通っても治らないため、病院を変えてることに、そしたら、なんと肋骨に無数のガン細胞が……
肺ガンからの転移ではありません。50代にしては珍しい、原発性の骨肉腫でした。
すぐに入院となり治療が始まりました。発見された時点ですでにかなり進行していたため抗がん剤、放射線治療が中心に行われ、手術できる大きさに減らしたのです。
肋骨に無数にできた骨肉腫の手術は。とんでもない手術です。
なんと、肋骨を丸ごと取ってしまおうというのです。
肋骨を失ったその患者は、座っていても安定感がなく、背中が痛くて横になって寝ることもできません。
そうこうしているうちに、ガンが肺に転移して再発。右肺を摘出することに。
その一年後には脊髄に転移したため脊髄を放射線で破壊することに。
これで脊髄損傷の状態となった彼は、下半身不随になりました。
それからは時間が目まぐるしく過ぎていき、
骨肉腫を宣告されてから3年の2002年10月。呼吸困難を起こし、そのまま永眠。
ある日、肩から背中にかけて痛みがあり、病院へ行くも胃薬などを渡されるだけで、特に検査も治療も行わなかった。
いくら病院に通っても治らないため、病院を変えてることに、そしたら、なんと肋骨に無数のガン細胞が……
肺ガンからの転移ではありません。50代にしては珍しい、原発性の骨肉腫でした。
すぐに入院となり治療が始まりました。発見された時点ですでにかなり進行していたため抗がん剤、放射線治療が中心に行われ、手術できる大きさに減らしたのです。
肋骨に無数にできた骨肉腫の手術は。とんでもない手術です。
なんと、肋骨を丸ごと取ってしまおうというのです。
肋骨を失ったその患者は、座っていても安定感がなく、背中が痛くて横になって寝ることもできません。
そうこうしているうちに、ガンが肺に転移して再発。右肺を摘出することに。
その一年後には脊髄に転移したため脊髄を放射線で破壊することに。
これで脊髄損傷の状態となった彼は、下半身不随になりました。
それからは時間が目まぐるしく過ぎていき、
骨肉腫を宣告されてから3年の2002年10月。呼吸困難を起こし、そのまま永眠。