初休み~♪♪という事で
仕事明け、新年開館早々に
東京都現代美術館にて開催中の『東京アートミーティング トランスフォーメーション』行って来ました。
「生きることは変わること。環境や時代、細胞によって変幻自在の人間」をテーマに、世界各国多方面のアーティストが作品を出品。
神話、医学、そしてここ数年の萌え文化を彷彿とさせるもの等、アーティストによって様々なモチーフで「人間の変身・変容」が表現されています。
変身=時間の経過と捉えられているパターンが多いのか、出品作品のほとんどが映像作品でした。
ひとつひとつの映像作品の時間が割と長めで、しかも点数もまあまあ多いので(そもそも美術館の規模が大きい)じっくり楽しもうと思えばいくらでも時間を掛けられる展覧会です。
一見ちょっと高い入館料ですが、見応えは十分過ぎるのでこれで1300円は安い、と思えます。
個人的にちょっと衝撃的だった作品は
スプツニ子!氏の映像作品『生理マシーン・タカシの場合』ですね。
生理を疑似体験出来る装置を装着し、全身完璧に女の子の格好をして街を歩くタカシの物語です。
近年、女装している男性はいくらでもいますが、ジェンダーの根本的な違いを皮肉っているかの様な作品。
この様な性別の転換をモチーフにしたものもあれば、あらゆる映画や漫画でおなじみの人間⇔超人、あるいは人間⇔獣をテーマにした作品も多々ありました。
これらの作品を見て「面白い」と感じるという事は、やはり自分も何らかの変身願望を持っているという事でしょう。
あっという間の2時間でした。
本当はもっとじっくり見たかったけど、睡眠不足が徐々に体にこたえて妥協しました(^_^;)
画像は職場の先輩に頂いた、厄除けのお茶。
私が初詣に行った訳でもないのに(._.;)美味しく飲ませて頂きました。
初詣…明日行きます。多分。