9月のはじめに千葉県を襲った激烈な台風は深刻な被害をもたらした。
‘The Japan Times’は、6月にも特集記事を組んだ枇杷農家、タケバケンゾウ氏を再訪した記事を出した。

‘The Japan Times (2019.9.30)’

‘The Japan Times (2019.6.7)’
記事によると、鎌倉時代から南房総地区に37代住んできたタケバ氏は、この地で江戸時代から盛んになってきた枇杷栽培を、4年前に親戚の方から引き継いだそうだ。今度の台風で、30本の枇杷の木の、実に27本が吹き飛ばされてしまった。一度失ってしまった木を元の状態に戻すためには長い年月がかかってしまい、深甚なるお見舞を申し上げたい。しかし氏は、枇杷農業を決してあきらめないと言う。

“枇杷の味のもっとも良い例えは恐らく、桃と梨とマンゴーをミックスしたものでしょう。”
‘The Japan Times (2019.6.7)’