美味いらぶろぐ

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あめや鮨~三島一の老舗寿司店を支える親方はこんな人

2017-06-25 21:00:25 | ここらの美味い店
三島で百数十年の歴史を誇る寿司の名店「あめや鮨」

昔から三島っ子の晴れの日のご馳走はここと言われるほど

長く愛され続けています。

現在の親方、長倉慶雄さんは三嶋大社辺りのガキ大将だったお人

だから包容力も根性も半端ない方です。

僕も若い頃から大変お世話になっている恩師とも言える方なんです。



言うまでもなく寿司職人としての腕は一流ですし

何よりもお客さんを楽しませる事が大好きで

美味しそうに食べる笑顔が大好きなんですね。



静岡県の寿司組合の重鎮も務めましたが

偉ぶることもなく現場でお客さんと触れ合って

カウンターでは毎日ダジャレを連発しています。



海外での経験もあるため、お客様をジョークで楽しませて

リピーターさんになっている外国人の方も多いようです。



以前感動したのですが

握りは一口で食べるのが一番美味しいからと幼子が食べ易いように

3㎝ほどの見事なミニチュア握りをひと揃え作ってあげるような

優しい親方です。



だから裏メニューもとても豊富です。

カウンターでお食事される時には「こんな物を食べてみたいな~」って

遠慮せずに声にしてみて下さい。



時間が許し素材があれば必ず応えてくれるはずです。

特に笑顔の素敵な女性と礼儀正しい子供のお願いには弱いです(笑)



そんなあめや鮨のカウンターではお客様同士が

和気あいあいと盛り上がることも珍しくありません。

それもこれも親方長倉さんのお人柄なんでしょうね。



三島においでになったらぜひ立ち寄ってみて下さい。

店を出る時にはきっと笑顔で帰れるはずです。

因みに今回のブログ中、親方とお寿司以外は

全て裏メニューの写真なんです(笑)














あめや鮨~敷居が高そうなのに気さくな老舗寿司店

2017-06-24 20:06:35 | ここらの美味い店


三島でタクシーに乗って「美味いお寿司屋さんに連れてって」と頼んだら

かなりの確率で「あめや鮨」に行きつくことでしょう。



それほど三島っ子にとって親しまれているお寿司屋さんなんです。



三島駅南口から富士山の湧き水が流れる川沿い散歩をしながら15分ほど。

三嶋大社の正門からも西門からもまったり歩いて30秒の場所にあります。



創業は何んと明治元年という気の遠くなるような歴史を持ち

昔ご先祖様が水飴屋さんを営んでいたことが「あめや」の由来だそう。

良く「あやめ」と間違えられる方がいらっしゃいますが(笑)



二十数年前は木造2階建ての古風な建物でしたが

今は鉄筋コンクリート3階建ての立派な店構えです。

大きな箱になると自分の目が届かなくなるんじゃないかと

親方は建て替えに随分悩んでいたことを覚えています。



1階にはカウンター席の他にテーブル席が2卓、小上がりに3卓あり



2階にはお座敷2部屋と特別室があります。



カウンター内にはダジャレ好きの気さくな親方長倉さんと

脇板に娘婿のケンさんが入り握りながら場を盛り上げます。



寿司職人としての腕が一流なのは疑う余地はありませんから

お寿司が美味しいのは当たり前です。間違いないです。



あめや鮨さんに行って僕がいつも不思議に思うことがあります。



それは殆どお酒が飲めない親方が

なんでこんなに酒の肴を上手に作れるんだろうって事(笑)



しかも酔っぱらいが嫌いなクセに、美味いなぁ~って笑顔に負けて

あれもこれも作ってくれるんでお酒が進む進む(笑)



一流の職人さんっていうのはやっぱり凄いもんですね。



「大社参りの道すがらちょっと寿司でもつまもじゃないか」

多才な親方の考えた「あめや鮨」のキャッチコピーですが



まさにそんな感じで気軽に入って行ける

美味しくて気さくな寿司の名店です。





三島にお越しの際は三嶋大社にお参りをした後にでも

是非立ち寄ってみて下さい。

きっと女将のみすずさんが優しくにこやかにお出迎えしてくれますよ。



あめや鮨

静岡県三島市大宮町 1-1-21

電話 055-975-1152

営業時間 11~14時 16~21時

定休日 水曜日(水曜が祭日の場合は木曜休み)