楽寿園はJR三島駅南口から道路を渡るとすぐにある
うっそうとした森に囲まれた75,474平方メートルもの自然豊かな市立公園です。
その昔、明治維新で活躍された小松官彰仁親王が
明治23年に別邸として造営され、
昭和27年からは市立公園として三島市が管理運営をしています。
園内には、夏に湧水で満たされる小浜池や
1万年前に富士山が噴火した際に三島まで流れ着いた
三島溶岩流跡などがそこかしこに見られます。
森の木々も160種以上が植えられていて
カワセミを始めとした野鳥も30種を数えるそうです。
また、どうぶつ広場にはアルパカ、カピバラ、ワラビー、レッサーパンダなどの
可愛い系の動物に会えますし
のりもの広場には小規模ですがメリーゴーランドや豆汽車なんかもありますので、
小さなお子さんとのんびりするにはいい公園だと思います。
他にも、郷土資料館や文化財の「楽寿館」がありますので
明治を代表する日本画家の画く襖絵や杉板戸絵、天井画などに
興味のある方は1日6回の文化財の見学ツアーに
参加してみるのも良いかもしれません。
最近では、園内でラーメンフェスや地ビールフェスなど
若者に人気のイベントも数多く開催されていますのでチェックしてみて下さい。
三島市民にとっては子供の頃からとても身近にある自然豊かな憩いの場所です。