三島駅の南口から東に3分程歩くとこも池公園があります。
今は公園として綺麗に整備されていて鯉や鴨の親子達がゆったりと過ごしていますが
私が小学生の頃は沼のような池でした。
学校帰りに寄っては友達と遊び、時間があれば鮒やハヤやザリガニを釣ったものです。
どじょうも沢山いましたから、小さなタモでも結構捕れました。
そのこも池から小さな浅い川が続き、泥だらけになったズック(運動靴)を綺麗にする名目で
川の中を歩きながら南下して桜川づたいにある白滝公園へ。
当時のように山女魚や岩魚の姿はありませんが、この公園には今でも湧き水が湧いています。
新幹線の駅から歩いて5分の公園で湧き水が飲めるなんてことは
きっと珍しいんでしょうね。( それだけ田舎なんですが、、、)
私達地元の人間は今でも当たり前に飲んだりします。冷たくてとてもおいしい湧き水ですよ。
里帰りしていた人がわざわざペットポトルに汲んで帰る姿も目にします。
お盆にはこの白滝公園の湧き水が流れ込む桜川でご先祖様を見送る燈籠流しが行われ
三島のお寺の住職さん達が宗派の垣根を越えてお経をあげて下さいます。
どこの家庭も流した燈籠を見送りながら桜川沿いをゆっくりと歩き、お焼香をして家路につきます。
子供の頃から当たり前に繰り返されて来た風景がこの川にはあるのです。
三島を訪れる機会があればこんなコースで桜川沿いを歩いて三島大社に向かうと
お散歩に丁度いいかもしれません。