山中城跡は「日本百名城」のひとつで
国道1号線を三島から箱根峠に向かう中腹の両側に位置します。
戦国時代末期に北条氏により小田原城の支城として築城されたのですが
天下統一を目指す豊臣秀吉の大群の前にわずか半日で落城した
「悲劇の城」とも言われているようです。
現在、城跡は遺跡公園として残されていますが
石を使わない土だけの山城は全国的にも珍しいそうで
「障子掘」や「畝堀」等の技術が城マニアにはたまらないのだとか。
確かに、この公園内の形状は不思議な立体感を持ち
起伏にも富んでいますので何度散歩に言っても飽きません。
春には、つつじやあじさい、夏にはスイレンなどを楽しむことができ
晩秋から冬には雪化粧の富士山の絶景も望めます。
駐車場もありますし、入場も無料。
広い芝生の広場もありますので、
ドライブがてら愛犬と行くのも楽しいと思います。