本日の東京地方の天候は曇時々雨でした。雨量的には10時に時間雨量0.5ミリほど観測されましたが、それだけでした。三多摩地域でも9時に0.5ミリ、10時に1ミリほどの雨量が観測されたに過ぎません。今晩はもう少し強い雨が降る予報です。都心部の最高気温はギリギリ21度(20.5度)で最低気温は18時現在で17度ですが、これからもう少し下がるかも知れません、三多摩地域の最高気温は21度、最低気温は16度ですが、都心部と同様もう少し下がるかも知れません。
明日の天気予報は曇です。明後日の土曜日に雨マークが付きました。降水確率は60%と微妙です。日曜日は山梨へ出陣する予定なので雨は避けたいところですが・・・日曜日は大丈夫そうです。ノンビリと楽しめそうです。
以下の記事がインターネットの毎日新聞に載っていました。
◇東大研究所シミュレーション
06~07年冬に琵琶湖北湖(琵琶湖大橋以北)から南湖に運ばれたリンが3分の1に減り、窒素も半減した可能性があることが、東大生産技術研究所の北澤大輔准教授(海洋生態系工学)らのシミュレーションで判明した。研究者からは、暖冬で水の循環が不十分になり、富栄養化につながるリンなどの蓄積が進むとの指摘もある。今回は実際の気象データを基に、リンなどの動きの変化をとらえた試算で、湖への温暖化の悪影響を解明する上で注目されそうだ。【服部正法】
◇「水質悪化の恐れ」
北湖は最大水深が104メートルと深く、毎年1~2月ごろ、酸素を多く含み、冷えて重くなった表層の水が沈み、深層の溶存酸素を回復する「全循環」が行われる。
しかし、彦根地方気象台によると、06年12月~07年2月の同県彦根市の平均気温は平年より1・7度高く、1895年の統計以来最高を記録。このため、06~07年の冬は全循環が3月下旬までずれ込み、湖底付近の酸素濃度の回復期間が短かったことが県の観測で判明した。07年10月には、深層の酸素濃度が史上最低水準になったことも観測した。
北澤さんらは気象データなどを用い、05年3月~昨年9月の湖水の流速、水温、密度、栄養塩、溶存酸素などの変化を琵琶湖全体でシミュレーション。その結果、県の観測結果と計算結果が一致する傾向を示し、正確さが裏付けられた。そこで、プランクトンの栄養になる形態の無機態リンと無機態窒素が南湖へ運ばれる量も計算。リンは06年1月は1日約0・7トンあったのに07年1月は約0・2トンに、窒素も同期間で約17トンから約9トンに激減した。
北澤さんは「リンなどが滞留して蓄積が進めば、アオコの発生や水質悪化などのリスクが高まる」と指摘している。
日本一の広大な湖である琵琶湖は、 面積=670.33 km²、周囲長=241 km、最大水深=103.58 m、平均水深=41.2 m、貯水量=27億.5000万m³、水面の標高=84.371 m、透明度=6.0 mです。
この琵琶湖の貯水量は27億トン、東京の水瓶と呼ばれるダムの総容量は、利根川水系で約4億6200万トン、荒川水系で約6千600万トン、多摩川水系で約2億1900万トン、総計で7億4700万トンに過ぎません。琵琶湖は東京の水瓶の4倍の容量を持っているのです。
それだけに1mも水位が下がってしまうと、回復するのに何年か必要とするとか。
琵琶湖の水は古来より京の都で使用されていました。京都疎水がそれです。現代では大坂でも使用されている為、近畿圏の水瓶と言えば琵琶湖の事です。
琵琶湖の水質悪化は、京大坂の飲み水の水質悪化を意味します。
また琵琶湖には琵琶湖種、つまり琵琶湖でのみ観測される日本の古来種の亜種が観測されます。これは琵琶湖がそれほど古い時代に誕生し、様々な生物が琵琶湖の環境に適するように変化したと言えます。
最近では琵琶湖もブラックバスやブルーギルと言った外来種によって、琵琶湖種は絶滅の恐れがあるとされます。その上で水質が悪化すれば、もはや琵琶湖種には生きる道は残っていないのかも知れません。
明日の天気予報は曇です。明後日の土曜日に雨マークが付きました。降水確率は60%と微妙です。日曜日は山梨へ出陣する予定なので雨は避けたいところですが・・・日曜日は大丈夫そうです。ノンビリと楽しめそうです。
以下の記事がインターネットの毎日新聞に載っていました。
◇東大研究所シミュレーション
06~07年冬に琵琶湖北湖(琵琶湖大橋以北)から南湖に運ばれたリンが3分の1に減り、窒素も半減した可能性があることが、東大生産技術研究所の北澤大輔准教授(海洋生態系工学)らのシミュレーションで判明した。研究者からは、暖冬で水の循環が不十分になり、富栄養化につながるリンなどの蓄積が進むとの指摘もある。今回は実際の気象データを基に、リンなどの動きの変化をとらえた試算で、湖への温暖化の悪影響を解明する上で注目されそうだ。【服部正法】
◇「水質悪化の恐れ」
北湖は最大水深が104メートルと深く、毎年1~2月ごろ、酸素を多く含み、冷えて重くなった表層の水が沈み、深層の溶存酸素を回復する「全循環」が行われる。
しかし、彦根地方気象台によると、06年12月~07年2月の同県彦根市の平均気温は平年より1・7度高く、1895年の統計以来最高を記録。このため、06~07年の冬は全循環が3月下旬までずれ込み、湖底付近の酸素濃度の回復期間が短かったことが県の観測で判明した。07年10月には、深層の酸素濃度が史上最低水準になったことも観測した。
北澤さんらは気象データなどを用い、05年3月~昨年9月の湖水の流速、水温、密度、栄養塩、溶存酸素などの変化を琵琶湖全体でシミュレーション。その結果、県の観測結果と計算結果が一致する傾向を示し、正確さが裏付けられた。そこで、プランクトンの栄養になる形態の無機態リンと無機態窒素が南湖へ運ばれる量も計算。リンは06年1月は1日約0・7トンあったのに07年1月は約0・2トンに、窒素も同期間で約17トンから約9トンに激減した。
北澤さんは「リンなどが滞留して蓄積が進めば、アオコの発生や水質悪化などのリスクが高まる」と指摘している。
日本一の広大な湖である琵琶湖は、 面積=670.33 km²、周囲長=241 km、最大水深=103.58 m、平均水深=41.2 m、貯水量=27億.5000万m³、水面の標高=84.371 m、透明度=6.0 mです。
この琵琶湖の貯水量は27億トン、東京の水瓶と呼ばれるダムの総容量は、利根川水系で約4億6200万トン、荒川水系で約6千600万トン、多摩川水系で約2億1900万トン、総計で7億4700万トンに過ぎません。琵琶湖は東京の水瓶の4倍の容量を持っているのです。
それだけに1mも水位が下がってしまうと、回復するのに何年か必要とするとか。
琵琶湖の水は古来より京の都で使用されていました。京都疎水がそれです。現代では大坂でも使用されている為、近畿圏の水瓶と言えば琵琶湖の事です。
琵琶湖の水質悪化は、京大坂の飲み水の水質悪化を意味します。
また琵琶湖には琵琶湖種、つまり琵琶湖でのみ観測される日本の古来種の亜種が観測されます。これは琵琶湖がそれほど古い時代に誕生し、様々な生物が琵琶湖の環境に適するように変化したと言えます。
最近では琵琶湖もブラックバスやブルーギルと言った外来種によって、琵琶湖種は絶滅の恐れがあるとされます。その上で水質が悪化すれば、もはや琵琶湖種には生きる道は残っていないのかも知れません。
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