石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

朝食にご飯を!=コメ消費拡大へキャンペーン

2008-04-11 20:02:32 | 趣味
 今日の東京地方の天候は曇後晴でした。都心部では11時近くになって日射しが出て来ました。晴天と呼ぶには多少雲が多かった模様です。今日は気温が上がりました。冬の服装ではもう暑いくらいの陽気です、都心部の最高気温は20度、最低気温は10度でした。
 三多摩地域の最高気温は22度、最低気温は10度でした。
 昨日、先日の雨の効果で東京都の水瓶に5000万トンの水が溜まったと書きましたが、今日の結果から見ると、昨日の雨も含めて現時点で6000万トン余り増えています。この調子なら明日明、後日で少なくとも7000万トン以上は増加しそうです。月曜日の雨がどの程度なのかにもよりますが、この調子なら来週の雨次第で、一気に1億トンぐらいは増えるかも知れません。
 もっとも現在のダムに流入している水は、降雨だけでなく、雪が解ける融雪も混じっていると思われるので、ここで十分に水位を回復しないと、今年は給水制限となる恐れがあります。
 1億トン増えれば例年平均をだいぶ超えます。そのくらいを期待したいです。

 明日から石和で行われる川中島合戦絵巻と言うお祭りに参加してきます。明日朝起きて一応ブログを更新し、日曜日は帰って来て更新する予定ですが・・・。予定通りに行かねばちょっとだけ更新しないかも知れません

 農水省は低迷が続くコメの消費量を増やすため、4月から朝食時に、ご飯を食べるよう呼び掛ける「めざましごはんキャンペーン」の本格展開に乗り出したそうです。
 昨年はコメ余りで価格が約1割下落し、農家支援へ米価の下支え対策を迫られた経緯もあり、同省は消費拡大に全力を挙げる構えだそうです。
 コメの需要は食生活の多様化を背景に一貫して減り続けている。国民1人当たりの年間消費量は、ピークだった1962年度の118キロから2006年度にはそのほぼ半分となる61キロにまで減少したそうです。
 以前小麦は卸売り値段が1割も上がった小麦は、4月から今度は小麦の卸売り値段がさらに3割も上がりました。
 こうなると今までのようにコメを食べずにパン、うどん、ラーメン、焼そば、お好み焼き、スパゲティと言った小麦製品を食べるよりも、やはりコメを食べる事を真面目に考えるべきでしょう。自分は・・麺食いなのでラーメンだけは幾らでも食べたい所ですが・・・。
 麺食いとしては小麦粉の麺ではなく、蕎麦、ビーフン、春雨と言った小麦以外の材料で作られる麺を食べる事で何とか凌ぐ事が出来ますが、やはり日本の国民食であるラーメンだけは守って行きたいものです。その為には減反で生まれる休耕地で小麦を育てる・・これはかなり難しいでしょうが考えたい所です。
 1962年となるとこの年はまだ自分は生まれていないのですが、一人平均118キロとは良くコメを食べたと言えましょう。一人120キロあまりとして1ヶ月10キロ、おおよそ1合が160グラム、180ミリリットルとして、5キロで30合、10キロで60合となります。この年の日本人は毎日2合、御飯にして700グラム、日に三食食べるとして1回に230グラムの御飯を食べていた事になります。1回に1合のコメを食べたなら、少なくとも一日に2回は御飯を食べ、1回は別の物を食べたと考えて良いかと思います。
 最近流行のレンジで温めるレトルトの御飯は、1パック200グラム、大盛りの1パックは250グラムなので、この頃の日本人は毎食あたり、大盛レトルトパックを2回、1回は普通盛りを食べていた計算になります。ちなみにコメは炊くと重量比で2.2倍になるそうです。1合160グラムのコメは炊くと計算上は350グラムとなります。
 自分は数年前までは1回の食事で1合のコメを食べてました。もっとも一日1食だったので毎日2合ぐらいは食べてました。その食事を現在減らしています。炊くのは1合と0.4合分の麦を混ぜています。たぶん毎日食べている量もそのくらいでしょう、そう考えると1年で60キロあまりとなるので、ほぼ日本人の平均値となります。
 コメの消費量が日本人の平均なら、あとは副食と間食の量という事になりますが・・・。
 しかし、農水省のキャンペーンでコメを食べる量が増えるのでしょうか?
 特に若い人は・・・・食事に関しては・・特に主食に関しては、非常に選択肢の多い時代を過ごして来ています。給食には御飯が増えていますが、相変わらずパンが主食となっています。給食でパンが主食となっているのは、戦後アメリカで小麦が余り、丸焼けとなって食糧難の日本を助ける為に、小麦を大量に輸入しパン食を日本に根付かせる為であったとされます。その為にコメが余っていると言う事ですから、しょうがないと言えばしょうがない・・。
 自分が子供の頃、給食に出るパンはもうそれほど、珍しい物ではありませんでした。むしろ普通に売っている物であったと言って良く、食パンも既に朝食として根付いていたように思います。小麦の消費量が増えた時期だからでしょうか。
 今、コメの消費量を増やすには、小麦の値段を上げるしかなく、実際に値段は上がっているわけで、この状態が長引けばコメの消費量は多少でも増えるかも知れません。
 自分としては安くて美味しいコメを、安定供給して欲しいと考えています。

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