石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

南極

2009-03-23 23:59:59 | 趣味
 本日の東京地方の天候は晴後曇でした。朝方・・・午前中は快晴と言って良いほどの晴だったのですが、午後になると雲が広がってしまいました。14時ぐらいにはもう完全に雲が天空を覆っていたと思います。都心部の最高気温は15℃、最低気温は8℃。三多摩地域の最高気温は16℃最低気温は7℃でした。昨日は雨が降ったのでそのまま気温が高く、11時ぐらいに最高気温となりました、最低気温は11時の数値です。週間天気予報によれば明後日は雨が降りそうです。その後は雨の予報はありません。
 小金井公園の桜が少しずつ咲き始めました。あっと言う間に桜は満開なりそうです。見所は今週末ぐらいでしょうか。

 南極の海水気温が5度上昇すると南極西部の大規模氷床が解け、世界で海面が最高5メートル上昇する可能性があるとの研究を、米国の研究チームが18日発行の英科学誌ネイチャーで発表した。
 西南極は、南極大陸の中でも気候変動に最も敏感な地域とされ、過去数百万年の間に何度も氷床の融解を繰り返し、直近では40万年前に起きている。
 研究に参加したペンシルベニア州立大のデビッド・ポラード氏らは、南極周辺の海水気温が約5度上がると、氷床が解け始めると指摘。今回の研究結果は、コンピューターによるシミュレーションで算出したもので、おおよその目安だとしている。
 西南極氷床の融解については、同じネイチャー誌で別の研究が地軸の傾きとの関係を指摘。この研究は、融解パターンと約4万年の周期で変化する地軸の傾きに関連が見られるなどとしている。

 南極の氷は何度も融けたり凍ったりしている事は知られています。そう言う意味では、人類が放出した二酸化炭素によるとされる温暖化現象は、地球と言う星がその四十数億年と言う長い歴史の中では、極わずかな変化でしかないのかも知れません。
 地球自体は氷河期、温暖期を繰り返しているとされ、その昔、恐竜が滅びた原因は、地球寒冷化、氷河期の到来により食料となる植物が急速に減った為であるとされました。もっともこれは今では、巨大隕石の落下によって捲き上がった粉塵による氷河期の到来・・と言う説が知られていますが・・・。
 氷河期と温暖期、その長い期間の間にもプチ氷河期、プチ温暖期を繰り返しているとされます。これから地球がどちらの方向へ進むのか、氷河期方向か温暖期方向なのか。
 このブログでは何度か書いた事がありますが、人類にとっては氷河期方向へ進む方が幸せであると言えます。地球が寒冷化すると、恐らく緯度の高いヨーロッパ諸国は、もしかすれば壊滅的な影響を受けるかも知れませんが、北米・南米・アフリカ、オーストラリアの各大陸で、広大な砂漠地帯が耕作可能となって、莫大な食料を得る事が可能となります。

 さて、南極西部の氷が融ければ、海面が数メートル上昇するのは当然の事でしょう。
 南極大陸と言っても実は氷を取っ払った場合、その標高はごくわずかしかありません。その上に四千メートルもの厚さの氷が乗っているのです。この氷の一部が融ければそれだけで、海面はかなり上昇します。
 南極大陸、多くの探検家が訪れており、各国の気象観測基地が設置されていますが、まだまだ未知の大陸である事は間違いありません。
 日本の新しい南極観測船が竣工するのは来年以降でしょうけど、是非詳細な気象観測を行い、様々な謎を解明して欲しいものです。

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