石野真琴のなんでもあり?

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【柔道】不正受給の理事、辞表提出

2013-04-14 23:59:59 | 趣味
 全日本柔道連盟(全柔連)の55歳現職理事が23日、スポーツ報知の取材に応じ全柔連の複数の理事による日本スポーツ振興センター(JSC)の個人助成の不正受給を全柔連が組織ぐるみで行っていたことを明らかにした。JSCに提出する虚偽の報告書を全柔連の指導の下で作成するなど生々しい実態を告白した。現職理事はこの日、全柔連へ郵送で辞職願を提出した。
 現職理事が全柔連の指示で不正受給をしていた事実を明かした。発端は強化委員となった2010年4月。同年秋、全柔連から突然、意味不明な通知が送られてきた。内容は岐阜県のA選手の指導者としてJSCから助成される報告と、それに伴う指導の計画書の提出を求めるものだった。東京在住でA選手と接点がない理事は戸惑った。
 「これは一体何なんだと思った。岐阜県にいる日本トップの選手を、私が教えられるわけがないじゃないかと思った。知り合いにどういうことなのか聞くと、『これは訳が分からないものなんですよ』としか答えてくれなかった」
 全柔連の指示に従い、計画書を提出した。ほどなくしてJSCから四半期ごとに30万円の助成金が振り込まれ始めると、さらに不可解なことが待っていた。
 「(JSCから)30万円振り込まれるのと前後して、全柔連の事務局の強化課のスタッフから10万円をここに振り込みなさいというメールがくる。助成金の振り込みは平成22年度に2回、23年度に4回、24年度に1回の計7回。合計210万円入って、70万円を全柔連に納めた」
 この間、同理事はA選手を指導した実態がなく不正受給を認識していた。全柔連側からは、JSCに対する活動報告書に全柔連の徴収の事実を記載しないよう指示もされた。選手の指導実態について、同理事が報告書の作成に困り全柔連に問い合わせると「強化委員会に提出される選手の反省文を参考にして書けば大丈夫だ」と返ってきたという。
 不正受給の問題が明るみに出て、全容の告白を決意した。
 「10万円を全柔連にあげる。それが私の役割だったと思う。30万円もらって10万円プールするためのダミーだった」
 罪の意識にさいなまれ、この日、朝に全柔連に辞職願を郵送。一切、手を付けなかった140万円の助成金も全額返還する方針だ。今回の現職理事の証言で、全柔連が組織ぐるみで巧妙に不正受給のシステムを作り上げていたのは明らかだ。上村春樹会長(62)らはどう責任を取るのか。説明が求められる。

 結局、全柔連の理事は一人も変わらず続投を決めた後に、助成金問題が発生したようです。理事や理事長が一人も変わっていない・・・まずこれが問題で、何度でも書きますが、理事や理事長と言う存在は、問題が発生した場合にその責任を取る為に存在しているので、問題が発生した時点で辞職すべきです。
 こう言う形で居直ったとなると、誰もがもっと大きな不正があって、辞める事が出来ないのではないか?と言う憶測を生みます。
 もちろん、不正があるのかも知れませんが、痛くもない腹を探られるのであれば、この際きっぱり辞めて後進に道を譲り、後進に調査させて問題がない事を確認させる必要があります。
 これで、辞めて問題が見つかったりすれば恥の上塗りで、これまでの栄光が吹っ飛んでしまう上に、潔くない、見苦しいとなって、晩年を汚す事になります。
 その程度の事も解らないとなれば、柔道経験者は理事に一人も要らないのではないか・・と思います。

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