石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

県外ボランティアほしいのに

2011-03-28 12:23:31 | 趣味
 東日本大震災の被災地で、被害を受けた家の片付けを始める人が増え、ボランティアへのニーズが高まっている。被災地の外から「支援したい」という希望者も多いが、被害の大きかった地域ではガソリンや食料などが不足し、県外からは受け付けていないところがほとんど。人手はほしいのに受け入れられないジレンマの中、地元のボランティアには疲れもにじむ。
 津波で川から泥があふれ出した宮城県東松島市の赤井地区。26日午後、ひとり暮らしの女性(52)の家に、5人のボランティアが訪れた。4人は地元の若者たちだ。
 10センチほど積もった泥が家の周囲を覆い、家の中で倒れた家具は泥まみれ。泥をよけて通路を作り、水を吸った畳や家具を運び出す。2時間ほどでようやく1階の床が見える程度になった。「1人では無理。なんと感謝していいか」。女性は涙を浮かべ、頭を深々と下げた。
 同市の災害ボランティアセンターには、家の片付けを手伝ってほしいといった要望が相次ぎ、順番待ちの状態だ。それでも、ホームページには「現在は市内のボランティアで対応しています」の文字。ガソリンや食料を持参した人だけ、受け入れているという。「人手はほしいけど、地元の生活を圧迫しては意味がない」と、スタッフの一人は話す。
 宮城県災害ボランティアセンターによると、27日現在、14市町で災害ボランティアセンターができたが、県外から受け入れているところは少ない。首都圏などからの問い合わせは多いが、「ガソリンや食料を自分で調達して」と強調している。
 受け入れ側の調整力にも限界がある。
 当初、県外からも受け付けていた名取市では、ボランティア希望者が増えたため、25日から県内限定に切り替えた。希望者が多すぎると、調整ができなくなってしまうためだ。「今はバランスが取れている」と我妻諭・災害ボランティアセンター長は言う。
 ただ、活動を始めて9日目になるという仙台市の大学生(21)は「現場は人が足りない。疲れも出てきた。これからはもっと県外からの助けがいると思う」と漏らす。
 被害が大きく、助けを必要としている地域ほど、受け入れも遅れている。
 気仙沼市では、ボランティア受け入れを担う市社会福祉協議会の建物が津波にのみこまれ、資料も水没した。公共施設のほとんどが避難所になり、最近ようやく市の健康管理センターの一室に事務所を設置。28日にも受け入れを始められるよう準備しているが、パソコンやファクスも、作業に必要な長靴やスコップもない。当面は道具を持参できる市内在住者に限り、避難所での要望の聞き取りや、支援物資の仕分けなどを手伝ってもらう予定だという。
 同協議会の菊田迅人事務局長(50)は「支援したい人も、支援を必要としている人も、大勢いるのはわかっている。でも半壊状態の建物は倒壊の危険性もあり、ボランティアが入れる状況ではない」と苦しい胸の内を明かす。
 宮城県に常駐する内閣府の阿久津幸彦政務官は「阪神大震災の時などと比べ、ボランティア対策は遅れている」と認める。「規模が大きすぎることや、ガソリンなどが足りないことが原因。ただ、自衛隊の活動が一段落した後、必ず力が必要になる」(仲村和代、三浦英之、杉浦幹治)

 色々あって削除した記事に、ボランティアに行くなら必要な物資は・・と言う事を考えた事があります。
 今は、多少状況が変わって来ていますが、ボランティアとして行って働くなら、自分の食料と寝場所は取り敢えず確保する必要があります。
 食料も何も持たずに行けば、逆に避難所の食料を貰う事になり、何しに来たのかと非難を浴びる事になるのです。
 もし30日行って働くとすれば、最低でも90食は確保したい。その他に燃料も必要ですし、水も必要。寝床も必要である。
 そう考えるならボックスカーを手に入れて、後部座席を取り外し、フラットにして寝られるスペースが確保出来れば、寝袋などを入れて寝場所と出来ます。
 四シーズン用の寝袋なら、暖かく寝る事は出来るでしょう。寝返りは自由には打てない狭さがありますが・・・。

 食料の考え方としては、まず必要カロリーから考えましょう。成人男子一人の一日の基礎カロリーは約2000キロカロリー、働く事を考慮すれば3000キロカロリーから3200キロカロリーは確保したい。
 しかし場所が場所ですし、御飯を作る為に時間も労力も掛けるわけにはいかない。お湯で暖めれば食べる事が出来るレトルトの御飯を基本とし、カップ麺やレトルトカレーと言ったものでカロリーを確保する事になります。後は・・・缶詰かな。
 特にカップ麺はカロリーが大きく、一緒に水分も取れるので、お湯さえ確保出来るならこれが便利です。
 持っていくなら最低でも、レトルト御飯90食、カップ麺(大盛り)90食、レトルトカレー30食以上、缶詰類30個ぐらいは必要です。他にもレトルトのシチューとかカップスープとか30個ぐらい。
 水は成人男子1人最低1リットル、働く事を考えると実際には2リットル以上程度、これ以外にレトルト品を暖める為の水等も必要で、50リットルぐらいの水タンクも必要でしょう。

 寝るところと食料が確保出来れば、次はボランティアセンターに連絡して、自分の得意な仕事の内容などを伝え、車で寝場所と食料を確保している事を伝える必要があるでしょう。

 ボランティアは偉大な事ですが、被災地に迷惑を掛けては意味がないのです。その辺をしっかり考えて応募して欲しいと思います。
 もっともこれは今の状況で、インフラは整ってくれば、避難所でもそれなりに食料が潤滑となり、宿泊場所も提供して貰えるようになるでしょう。
 そうなれば、手ぶらで行っても喜ばれるようになると思います。

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