石野真琴のなんでもあり?

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今世紀末、サンゴ消滅も

2013-04-16 23:59:59 | 趣味
 海の酸性化が進むほど、硬い骨格を持ちサンゴ礁を作るサンゴが減り、柔らかい「ソフトコーラル」が増えて最後は両方死滅する可能性があることを、東京大大学院理学系研究科の井上志保里さんらの研究チームが突き止めた。サンゴは今世紀末に消える可能性もあるという。24日付の英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ電子版に発表した。
 酸性化は、産業活動で二酸化炭素が排出され、海水に溶け込むことで起きる。炭酸カルシウムでできたサンゴの骨格を溶かすが、サンゴの仲間ソフトコーラルは骨が小さく、肉で覆われているため酸性化に強い。ただ、サンゴほど複雑な骨格がなく、さまざまな生物のすみかになるのは難しいと考えられている。
 研究チームは、火山活動の影響で大量の二酸化炭素が海水に溶け込んでいる沖縄県・硫黄鳥島周辺を調査。水槽で飼育実験も行い、酸性度が高いほどサンゴが育ちにくくなることを確認した。
 数字が小さいほど酸性度が高いことを示す水素イオン濃度指数(pH)が、海水の平均値8.1pHの時はサンゴがよく育った。7.8pHではソフトコーラルが主になり、7.6pHより下がると両方育たなかった。今世紀末の酸性度は7.8pH程度と予想されており、サンゴが消える可能性があるという。

 珊瑚(サンゴ)が消える要因として、酸性化以上に白化と言う現象があります。これは海水温の上昇によるもので、温暖化現象により海水温が上昇して、珊瑚が絶滅すると予測されています。
 海水の酸性化もその要因となるとすれば、珊瑚の未来は大変暗いとしか言いようがありません。

 近い将来、珊瑚は水族館で見るだけの存在となるかも知れません

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