本日の東京地方の天候は晴でした。早朝より晴れ間が大きく広がっていましたが、雲一つ無いと言う程ではなく、また東の空に雲があって日射を遮っていたようです。都心部の最高気温は12℃、最低気温は7℃。三多摩地域の最高気温は13℃、最低気温は4℃でした。昨日の雨が降って季節が一段進むと言う予報でしたが、まさにその通りに季節が一段と進んだようです。府中のアメダスでは最低気温が4℃まで下がって観測されています。いよいよ真冬が迫ってきました。晩秋も終わりを迎えようとしています。週間天気予報による東京地方の明日は曇、木、金曜日は晴れマーク付き、土曜日は雨マーク付き、日、月曜日は晴れマーク付き、来週火曜日は曇となっています。気温は木曜日以降の予想最高気温は16℃前後、予想最低気温は11℃前後となっており、今日のような寒さ今日一日と言う事のようです。
尖閣諸島沖の衝突を巡る映像流出事件への関与を認めた神戸海上保安部の海上保安官に対する捜査が続く中、映像を撮影・編集した石垣海上保安部の職員たちには困惑とやりきれなさが漂う。市民からは激励の声が寄せられ、現場の海上保安官やOBたちは「これを機に尖閣諸島の領海警備について考えてほしい」と訴える。国境の海を守る最前線に立つ石垣海保の苦悩を報告する。【関谷俊介】
「我々は一捜査官でもあるのに、他の捜査機関から事情聴取されるなんて。こんなみじめなことはない」。石垣海保のベテラン海上保安官は事件の展開に唇をかんだ。
石垣市の庁舎周辺には10日から石垣海保の友好団体によって「私達の安心安全な海を守る石垣海上保安部ガンバレ!!」と、横断幕も掲げられた。中山義隆・石垣市長は「流出ばかり注目されるが、映像を機に尖閣諸島の領海警備について考えてもらいたい」と話す。
けたたましく鳴るサイレン。「止まれ、止まれ」という叫び声。映像には緊迫したシーンが記録されていた。約30年間尖閣諸島の警備などにあたってきた石垣海保OB(67)は「政府が公開しなかったのがいけないのであって映像は大いに公開して海上保安業務の過酷さを知ってほしい」と話す。
尖閣諸島周辺では石垣海保などの巡視船艇が24時間警備にあたる。OBは「人員が限られる中、チーム力が海保では大切とされる。映像を見て今後の参考にすることはよくある」と語る。現職の海上保安官は「映像流出を機に情報管理が厳しくなれば、現場の負担も増える」と懸念する。
OBによると、領海内に外国漁船が停泊していたら警告し、小型艇で立ち入り検査。退去するまで追尾するが「出たと思ったら反対側から別の船が入ってきて、いたちごっこ状態」という。
01年の海上保安庁法改正で船体への射撃も可能になった。だが、凶悪犯罪の準備が疑われるなどの条件がある。中国の海洋調査船には警告を無視され、わが物顔で調査を続けられることも。「他国でそんな対処は考えられない。きちんと対抗できるよう法整備しないと、尖閣は守れない」
現職の海上保安官は「紛争に発展させてはいけないという(政府の)要求の一方、領海内に入れてはならないという矛盾があり、現場の保安官は悩んでいる」と語る。「もし、向こうから軍艦が来たらと考えると、ぞっとする」と最前線に立つ恐怖を口にする。
巡視船艇を整備したことのある元技術者の男性(60)は、逃走する船を先回りして止める訓練で小型艇の船首がよく破損するため、修理を依頼されたという。文字通り体を張った仕事の実態がある。
中国漁船衝突事件での船長釈放を受け、今後も同様の事件の発生が懸念される中、この男性は「政府は海上保安官の命をどこまで考えているのか。尖閣諸島の現場を見てほしい」と代弁する。
海上保安庁の保安官は、陸上では警察官と同じで、警察官で言えばパトカーと拳銃、防弾チョッキは与えられており、その職務は海上での治安維持です。この治安維持において、海上での犯罪の捜査、犯人の確保も行います。
ウィキペデイアでは、「海上の安全および治安の確保を図ることを任務とする行政機関であり、国土交通省の外局。主に、海難救助・交通安全・防災及び環境保全・治安維持が任務の内訳となるが、現実には海洋権益の保全(領海警備・海洋調査)をも任務としている。」となっています。
自分なんかは、海難事故における事故船の捜索、乗組員救助と言うイメージが大きいです。不審船の捜索、拿捕などは海上保安庁の仕事で、外国の艦艇つまり軍艦に対しては、海上自衛隊が担当します。
陸上では犯罪者に対しては警察が担当し、もし外国の軍隊が攻めてくれば陸上自衛隊が担当するのと同じです。
冷戦時代、航空自衛隊がスクランブルと称して、常に外国の飛行機来襲に対して、戦闘機を飛ばして警告を行っていました。
この場合に飛ばした戦闘機は、警告を発する事が出来ますが、機銃弾などを発射する事は出来ず、相手が撃って来れば反撃は可能ですが、現在の空中戦ではそれは自分の撃墜を意味します。
戦闘機の戦いは、相手戦闘機がレーダーに移った直後に自動追尾ミサイルを発射すればそれで終わります。
相手が撃ってきたら反撃というのは、事実上あり得ないのです。
海上保安庁の巡視艇は海上自衛隊の艦艇と違い、機関銃程度の武装はしてますが、対空機銃、対空ミサイル、対艦ミサイル、対潜水艦爆雷、対鑑魚雷と言った武装を持っていないので、外国の軍艦から対鑑ミサイルが発射された場合、それを防御する方法がないので、スクランブルで発進した戦闘機と同様に撃沈される運命となります。
尖閣諸島沖の衝突を巡る映像流出事件への関与を認めた神戸海上保安部の海上保安官に対する捜査が続く中、映像を撮影・編集した石垣海上保安部の職員たちには困惑とやりきれなさが漂う。市民からは激励の声が寄せられ、現場の海上保安官やOBたちは「これを機に尖閣諸島の領海警備について考えてほしい」と訴える。国境の海を守る最前線に立つ石垣海保の苦悩を報告する。【関谷俊介】
「我々は一捜査官でもあるのに、他の捜査機関から事情聴取されるなんて。こんなみじめなことはない」。石垣海保のベテラン海上保安官は事件の展開に唇をかんだ。
石垣市の庁舎周辺には10日から石垣海保の友好団体によって「私達の安心安全な海を守る石垣海上保安部ガンバレ!!」と、横断幕も掲げられた。中山義隆・石垣市長は「流出ばかり注目されるが、映像を機に尖閣諸島の領海警備について考えてもらいたい」と話す。
けたたましく鳴るサイレン。「止まれ、止まれ」という叫び声。映像には緊迫したシーンが記録されていた。約30年間尖閣諸島の警備などにあたってきた石垣海保OB(67)は「政府が公開しなかったのがいけないのであって映像は大いに公開して海上保安業務の過酷さを知ってほしい」と話す。
尖閣諸島周辺では石垣海保などの巡視船艇が24時間警備にあたる。OBは「人員が限られる中、チーム力が海保では大切とされる。映像を見て今後の参考にすることはよくある」と語る。現職の海上保安官は「映像流出を機に情報管理が厳しくなれば、現場の負担も増える」と懸念する。
OBによると、領海内に外国漁船が停泊していたら警告し、小型艇で立ち入り検査。退去するまで追尾するが「出たと思ったら反対側から別の船が入ってきて、いたちごっこ状態」という。
01年の海上保安庁法改正で船体への射撃も可能になった。だが、凶悪犯罪の準備が疑われるなどの条件がある。中国の海洋調査船には警告を無視され、わが物顔で調査を続けられることも。「他国でそんな対処は考えられない。きちんと対抗できるよう法整備しないと、尖閣は守れない」
現職の海上保安官は「紛争に発展させてはいけないという(政府の)要求の一方、領海内に入れてはならないという矛盾があり、現場の保安官は悩んでいる」と語る。「もし、向こうから軍艦が来たらと考えると、ぞっとする」と最前線に立つ恐怖を口にする。
巡視船艇を整備したことのある元技術者の男性(60)は、逃走する船を先回りして止める訓練で小型艇の船首がよく破損するため、修理を依頼されたという。文字通り体を張った仕事の実態がある。
中国漁船衝突事件での船長釈放を受け、今後も同様の事件の発生が懸念される中、この男性は「政府は海上保安官の命をどこまで考えているのか。尖閣諸島の現場を見てほしい」と代弁する。
海上保安庁の保安官は、陸上では警察官と同じで、警察官で言えばパトカーと拳銃、防弾チョッキは与えられており、その職務は海上での治安維持です。この治安維持において、海上での犯罪の捜査、犯人の確保も行います。
ウィキペデイアでは、「海上の安全および治安の確保を図ることを任務とする行政機関であり、国土交通省の外局。主に、海難救助・交通安全・防災及び環境保全・治安維持が任務の内訳となるが、現実には海洋権益の保全(領海警備・海洋調査)をも任務としている。」となっています。
自分なんかは、海難事故における事故船の捜索、乗組員救助と言うイメージが大きいです。不審船の捜索、拿捕などは海上保安庁の仕事で、外国の艦艇つまり軍艦に対しては、海上自衛隊が担当します。
陸上では犯罪者に対しては警察が担当し、もし外国の軍隊が攻めてくれば陸上自衛隊が担当するのと同じです。
冷戦時代、航空自衛隊がスクランブルと称して、常に外国の飛行機来襲に対して、戦闘機を飛ばして警告を行っていました。
この場合に飛ばした戦闘機は、警告を発する事が出来ますが、機銃弾などを発射する事は出来ず、相手が撃って来れば反撃は可能ですが、現在の空中戦ではそれは自分の撃墜を意味します。
戦闘機の戦いは、相手戦闘機がレーダーに移った直後に自動追尾ミサイルを発射すればそれで終わります。
相手が撃ってきたら反撃というのは、事実上あり得ないのです。
海上保安庁の巡視艇は海上自衛隊の艦艇と違い、機関銃程度の武装はしてますが、対空機銃、対空ミサイル、対艦ミサイル、対潜水艦爆雷、対鑑魚雷と言った武装を持っていないので、外国の軍艦から対鑑ミサイルが発射された場合、それを防御する方法がないので、スクランブルで発進した戦闘機と同様に撃沈される運命となります。
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