石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

インドで28万円カー?

2008-01-26 07:48:17 | 趣味
 本日の東京地方の天候は午前中はかなり雲がありましたが、午後からは雲が消えて日射しがかなり温かったです。都心部の最高気温は7度、最低気温は1度。三多摩地域で最高気温は7度、最低気温は0度でした。朝はかなり寒かったです。

 世界中でモーターショーが行われていますが、インドのニューデリーで開かれたデリー・オート・エクスポで初めて、10万ルピーカーが公開されたそうです。公開された10万ルピーカー「ナノ(Nano)」は、ここ数年、自動車業界のテーマのひとつになっている低価格車の開発をいっそう加速させることになりそうです。10万ルピーは日本円にして28万円なんだそうです。
 インドの物価で比較すると10万ルピーの価格は従来のもっとも安い小型車の半額で、一般的なオートバイの2~3倍に相当するのだそうです。と言う事は小型車で56万円、オートバイが8万円ぐらいと言う事でしょうか。
 日本車で軽自動車の新車なら、車両価格で100万円~120万円ぐらいですからこの28万円と言う価格は実に四分の一以下と言う事になります。
 このナノと言う車は出力33psオールアルミの623cc2気筒ガソリンエンジンをリアに搭載して後輪を駆動する車だそうです。全長3.1メートル全幅1.5メートル全高1.6メートル。
 日本でも低価格車の開発が急務だそうです。日本国内であれば軽自動車で百万円、普通自動車ならば二百万円~でも十分に売れますが、発展途上国で売る事を考えると低価格車の開発が必要です。特に中国、インド、東アジア、アフリカ、中南米・・・等
 今のところ日本メーカは七十万円~という低価格車を考えているそうで、このインドの二十八万円カーはその価格の半分と言う事ですから、一気に低価格車は30万円ぐらいで考える必要があると言う事でしょうか。
 この間、バイクショップへバイクの前輪ブレーキシューを交換しに行って来たのですが、その時にホンダも250ccV型二気筒エンジン、つまりVTと呼ばれるバイクですが、これを製造中止とするそうです。低排気量エンジンは排ガス規制をクリアするのが難しいのだそうです。特にキャブレター使用のバイクはほぼ全滅するのだそうです。
 バイクでさえ四十五万円で販売できないこの国で、車体価格二十八万円の車を開発出来るんだろうか。十年も過ぎたら日本のメーカは全部、インドメーカの後背にあって、日本でもインドメーカの車が普通に走っているような事にならないで欲しいものです。

 電気代とガス代がいよいよ四月から値上げする予定だそうです、原油の値段が上がってまず値上げされそうな電気代とガス代ですが、いよいよと言った感じです。東京電力で160円程度と過去2番目の値上げになるほか、中国電力も100円程度値上げする見通しだそうです。
 日本は・・・と言うか日本だけじゃないのでしょうけども、原油の値上がりがあれば全ての物の値段が上がるのはしょうがない事ではあります。オイルショック以来、全て石油に頼らない国を目指したわけですが、それでも原油に頼らざるを得ない部分が大きいのも事実です。
 東京電力の電力の内、恐らく四割ぐらいは原子力なので、原油の値上げはそれほど影響は受けないはずですが、しかし火力発電の割合も決して小さくはないのです。それに原油の値上げは原子力発電で使用する燃料の輸送などの費用にも関係しています。
 風力発電、太陽光発電の占める割合が増えれば、少しでも原油値上げの影響は小さくなるのでしょうけども・・・。
 一般の風力発電や太陽光発電の割合を増やすと、電力会社の儲けが減るのでなかなか増やそうとはしないでしょうし・・・。 

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