トルコ刺殺、容疑の男逮捕「暴行目的で襲った」

　【ギョレメ（トルコ中部）＝溝田拓士】トルコ中部の世界遺産カッパドキアで新潟大４年栗原舞さん（２２）（宮城県名取市出身）が刺殺された事件で、司法当局は１１日、先に拘束して事情を聞いていた電気工の男ムスタファ・ディラベル容疑者（２６）を殺人などの疑いで逮捕した。
　事件が起きたギョレメ町のルーリ・ジンギル町長（５５）によると、ディラベル容疑者は調べに対し、「暴行目的で襲った」と供述し、殺害を認めている。犯行時、薬物を服用していたとも話す一方、「殺すつもりはなかった。パニックになった」と殺意は否定したという。
　別の地元当局者は、男は最近出所するまで窃盗罪で服役していたと明かした。

　トルコは親日国として知られています。自分の知る限りでは、日本とトルコ（当時はオスマントルコ）が親しい関係となったのは、エルトゥールル号遭難事件以来でしょう。
　エルトゥールル号遭難事件の詳細は調べていただくとして、親日国家だけに日本語のプラカードを持って歩く、トルコの人々の姿があったのだと思います。
　むろん、親日国家だからと言って安全とは言えませんが・・・。
　亡くなった女性の冥福をお祈り致します。