石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

タミフル耐性インフルエンザ

2008-02-29 19:03:21 | 趣味
 本日の東京地方の天候は快晴、都心部では11度まで気温が上がりました。データで見ると10時から17時までの7時間、10度以上の気温です。単純に最高気温がどうのと言うより温かく感じます。都心部の最低気温は3度。三多摩地域の最高気温は13度、最低気温は0度でした。明日は今日よりさらに温かくなる予報です。小春日和と言って良いような陽気になりそうです。

 一般的に抗生物質等に耐性を持つウィルスが生まれると、非常に危険な流行が生まれます。メチシリンが効かないメチシリン耐性黄色ブドウ球菌、バンコマイシンでさえ効果のないバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)、バンコマイシン耐性ブドウ球菌(VRSA)などあります。こう言った細菌は院内感染の原因となります。バンコマイシンの効かないブドウ球菌に感染した場合、特効薬の抗生物質が効かないので、手遅れとなる事も多いのです。
 このような抗生物質耐性細菌が生まれたのは、豚や牛の感染症を防ぐ為に大量に投薬されたのが原因とされました。しかし・・・インフルエンザに対して、タミフルがそれほど大量に投薬されているのだろうか。タミフル耐性インフルエンザは特に欧州で生まれて、流行しているようです。
 ジェット旅客機のネットワークで全世界が結ばれているこの時代、欧州で流行が確認された病気は、その当日には日本でも流行している可能性があります。
 現在、インフルエンザに効果のある薬はタミフルしかないとされます。一時期タミフルの副作用が話題になりましたが、あの症状はタミフルの副作用ではなく、インフルエンザの症状ではないかとされますが、まだそれは良く解っていません。
 大人で体力がある内なら、インフルエンザに感染してもそれほど重篤な事にはなりませんが、子供や老人などが感染すると、大変な症状となる場合があります。鳥インフルエンザほどではないにしろ、意外なほど危険な病気です。
 集団感染が日本でも確認されたそうです。日本では大流行しないと良いのですが・・・。

 護衛艦「あたご」の海難事故に関して、防衛庁の発表が二転三転していて、どうも情報操作の疑いが濃厚になって来ています。自分は石破防衛相は辞任する必要はないと考えていましたが、どうやら辞任は時間の問題となった模様です。
 今回、素早く状況を把握する為に当直仕官であった水雷長を、ヘリコプターを飛ばして防衛省に呼びつけて状況を聞いたようですが、海上保安庁に相談しなかったのが大きな問題です。
 またこのヘリコプターを使って呼び寄せた状況について、指を怪我した隊員を輸送するついでと言う説明でしたが、結局二台のヘリコプターを使って別々に運んだそうです。
 しかし・・・なんでそんなに違う説明を繰り返す、嘘に嘘を重ねる必要があったのか疑問です。
 どう考えても海上幕僚当たりで、防衛省に有利な方向に話を進めようと考えて、上に説明した可能性も高いと思います。海上幕僚監部並びに統合幕僚長および海上幕僚長、防衛相と順に情報が上がるたびに、担当が情報を判断して伝えた為に情報が変わってしまった可能性もあると思います。
 本当なら海上幕僚監部でこの情報は需要であると判断されたならば、統合幕僚長、海上幕僚長、防衛相に直接情報を伝達すれば良いと思うのですが、下から順番に情報を上げねばならない組織だから、それはかなり難しいとは思うのですけど・・・。そうすれば情報伝達速度は飛躍的に速くなります。
 石破防衛相が大臣を辞めるのであれば、少なくとも事務次官、統合幕僚長、海上幕僚長、あたごの艦長を更迭してから、辞めて欲しいと考えています。どう考えても今回も問題はこの4人の責任が重いと思われるからです。

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