石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

野球部父母会が体罰隠蔽

2013-04-19 23:59:59 | 趣味
 文部科学省が全国の学校に提出を求めた体罰実態調査のアンケートをめぐり、兵庫県高砂市立中学校の野球部父母会役員らが、部員の生徒に監督の体罰を報告させないよう保護者らに電話などで指示していたことが22日、市教委への取材で分かった。体罰を認める記述をした部員の保護者には父母会役員が訂正を要請していたという。市教委は「体罰の隠蔽はあってはならず、記述も生徒に委ねなければならない」とし、調査を進めている。
 アンケートは平成24年度中の体罰の有無や教諭名について、文科省が今年1月、全都道府県教委などに依頼し、小中高で実施。小学校は保護者、中学と高校は生徒本人が記入する仕組みだった。
 市教委などによると、野球部父母会役員らは2月中旬、文科省の体罰実態調査が行われることを知り、分担して部員の保護者に連絡。「お世話になった監督に迷惑をかけないよう、体罰があったと書かせないように」などと指示した。
 また、役員らは監督の体罰を認める記述をした部員がいることを聞きつけると、その保護者に連絡を取り、調査対象の24年度中よりも以前にあった体罰だと部員に訂正させるよう働きかけたという。
 県教委宛てに2月下旬、「体罰なしと回答するように、と連絡するのはおかしい」などと書かれた匿名の投書が届き、今回の問題が発覚した。
 連絡を受けて調査した学校側は今月1日、訂正などがあった回答が複数見つかったとして、野球部の保護者会で回答の再提出を依頼。改めて提出された複数の回答には「体罰があった」と書かれていたという。
 同市教委は2月19~21日にアンケートを市立各校で実施。結果は今月22日の市議会文教委員会で公表予定となっていた。

 このような隠蔽があった場合は、隠蔽した事を問題として監督の解任、また甲子園大会への不参加と言った厳しい処置を取り、野球部父母会役員らが行った事がいかにさもしい事で、その為にどれほどの迷惑が生まれたのか思い知るべきです。
 これまで、いじめによる自殺、あるいは体罰による怪我など、その根本にこのような隠蔽体質があるのです。
 隠蔽体質を無くすべきと社会が一致して報告を求めているこの時代に、隠蔽を画策したと言う事は、それだけで十分に罰するべきです。
 この高校で将来的に自殺者が出たとしたら、その責任はこの野球部父母会役員らにあるので、その先払いとして厳しい処置が必要だと考えるのです。

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2 コメント

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ごめんね (幸子)
2013-06-13 11:48:12
北海道、函館市の者です。体罰アンケート調査で、先生の仕返しが怖く親が書けませんでした。子供は書いて欲しいと言ったのですが
自分の子供がやられた訳では無いからと甘く考えて、全て見た事無い、やられて無いと、何故なら記名式で子供に後で何がされるのではと考えたから、叩かれた子には大変、可哀相な事をしました。仲間なのに

今も顧問として残って居るのが気になり毎日、苦痛に感じる事も有ります。先生も反省の色も無く、学校も呑気なものです。問題教師と言われて居るのに今からでも遅く無いのか?無記名でやり直す事を希望します
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明らかにする事が・・ (石野真琴)
2013-06-15 11:12:26
>幸子様
 一般論でしか言えませんが、もっとも重要な事は、全てを明らかにすることです。
 子供が書いて欲しいと言ったのであれば、よほど酷かったと思います。

 その時は書けなくても、今度は・・・。
 と思うのであれば、方法としては、匿名の手紙を教育委員会及び学校(学校長)に送り、1週間~2週間経過しても何も起きなければ、マスコミ(新聞社)に同じ手紙を付けて、このような手紙を送ったが、何も対応がない旨の手紙を送るとか・・・。

 せっかくのチャンスを潰したので・・なかなか難しいと思いますが、やりようはあると思います。
 学校も教育委員会も鈍いので、マスコミを利用するのが・・・残念ながらもっとも効果的だと思います。
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