小栗判官祭り（その９）

　豚汁は、場所と人によって作り方や材料が変わるが、豚肉、ゴボウ、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、大根、油揚げなどが入っている。小栗判官祭りで食した豚汁には先ほど上げた材料にサツマイモが入っており、他にも芋類が入っている。大根は入っていなかったように思えた。
　石野真琴が作るとすれば、サツマイモを入れずに大量に大根を入れる。そして大量のキノコ類を入れる、椎茸、マイタケ（売っているもの）シメジなどである。豚汁と言うよりブタ大根キノコ汁となってしまうが・・・。
　とにかく、この日は寒かったので豚汁が、その熱い汁が実に旨かった。
　朝飯を食べずに７時ぐらいから車の運転、多少歩いたのでお腹はだいぶ減っている。カレーライスと豚汁だけでなく、３００円の焼きそばまで食してやっと満足した。本当なら筑波山で何か食べて来るべきであったのだ。
　その内、武者行列が小学校の敷地の外、道路に並んでいたので、再び征夷大将軍太郎殿の元へ行き、しばらく雑談する。
　見所はまず征夷大将軍太郎殿と、もう一人の小柄な女性が、たいまつを点火させるところらしい。
　やがて、祭りが始まりそうなので行列から離れて、写真を撮れそうなところへ移動した。
　そして将軍殿がたいまつを手に走り始めた。