石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

<カブトムシ>祖先はメスにも角?

2013-04-27 23:59:59 | 趣味
 カブトムシの幼虫の性差を決める遺伝子の働きを人工的に止めると、メスの頭には本来ない短い角が生え、オスの頭の角は正常より短くなることを、名古屋大を中心とするグループがつきとめた。カブトムシの祖先はオス、メスともに短い角を持っていたが、戦う必要の有無によって、それぞれが現在の姿に進化した可能性を示すという。23日、欧州分子生物学機構の学術誌「エンボ・リポーツ」(電子版)で発表する。
 名古屋大大学院の新美輝幸助教(資源昆虫学)によると、グループは「リボ核酸(RNA)干渉」という手法を使い、カブトムシの性差を決める遺伝子の機能を幼虫期に阻害した。するとメスの頭には長さ数ミリの角が生えた。一方、オスの頭に生えた角は本来の長さ数センチでなく、メスとほぼ同じ長さだった。
 この結果を踏まえ、オス、メスとも頭に小さな角を形成するとの情報を体内に持つが、性差を決める遺伝子の働きで形成が促進または抑制されると結論づけた。さらに進化の過程で、メスを巡って戦う必要のあるオスの角が大きくなった一方、メスの角はなくなった可能性があるという。
 新美助教は「カブトムシの祖先は、戦い以外の役割を果たす小さな角を持っていた可能性がある。カブトムシの進化の過程を考える成果」と話している。【花岡洋二】

 この記事を読んでも余り驚かないのは、同じ甲虫類のクワガタムシは、メスにも角の一種である小さなはさみがあるので、なるほどなぁと思う程度だけなんです。
 日本の古来種のカブトムシは一種類だけで、オスには大きな角があり、メスは角がない形状です。
 しかし、世界のカブトムシを見ると、ヘラクレスおおカブトムシや、五本角カブトムシ等は、日本のカブトムシの数倍の大きさで、その角も非常に大きく立派です。
 もっとも世界のカブトムシの雌の角がどうなっているか、それも知りもせずに偉そうに書いております。

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