日本対オーストラリア

　本日はいよいよ、日本対オーストラリア、ワールドカップ本線予選の第１回戦が行われます。
　本日の２１時５０分から、ＮＨＫ総合チャンネルつまり関東では１ｃｈで中継が行われる予定です。
　第１回線で勝てないと本線進出は難しいと思うので、今日の第１回戦で決まるかも知れません。特に第３回線となるブラジルは強敵なのでこれは良くて引き分けと考えると、第１回戦のオーストラリア、第２回戦のクロアチアの２試合で２勝かそれに近い成績を上げる必要があります。これが１勝１敗だとかなり厳しい事になる事が予想されますが、これがワールドカップの良い所なんでしょう。
　ちなみに、サッカーのワールドカップはその参加国数では、オリンピックを超えているそうなので、事実上、世界最大のスポーツの祭典であるというのは、決して誇大ではないそうです。
　サッカーという、もっとも単純なボールを使った競技が、どれほど全世界で愛されているかと言う事でもありましょう。
　スポーツに限らず、競技は出来る限り簡単な方が面白いわけで・・・。例えば将棋と囲碁を比較すると、将棋の方が遙かに複雑なルールで構成されており、その為か、将棋は日本でのみ、中国将棋は中国で、チェスは以外と広く行われていますが、やはりヨーロッパが中心です。
　それに比べると囲碁は日本、中国、韓国、台湾で行われており、日本の囲碁は日本のプロが参加していても、好成績を収めているとは、とても言い難い状況です。

　サッカーのような単純なルールでは、身体能力が問われる事は間違いなく、そのテクニックや戦術以上に精神力が問われるような気がします。
　しかし・・・、日本人は、江戸時代ならば、今よりむしろ小さいのですが、その体力と力は、大男のロシア人さえも屈服させたと言います。
　江戸時代の日本人は、毎日数キロいや数十キロも歩き、人力だけで全てをこなしていました。今の我々とは比べようもない運動と、力を持っていたのは間違いないのです。