石野真琴のなんでもあり?

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バイオ燃料が大気汚染の原因に

2013-01-13 22:04:31 | 趣味
 [オスロ 6日 ロイター] 環境に優しいとされる「バイオ燃料」の原料となる植物の栽培が、大気汚染につながる可能性があることが分かった。科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に6日、研究結果が掲載された。
植物は成長の際に大気中の二酸化炭素を吸収するため、燃焼させても吸収した二酸化炭素が大気中に戻るだけで、環境に優しいとされている。
 同研究に携わった英ランカスター大学のニック・ヒューイット氏は、バイオ燃料の原料となる植物を育てることは、大気中の二酸化炭素の量を減少させる点で効果的だとされていたと述べる一方で、「バイオ燃料は大気の質に悪影響を与える可能性がある」と指摘した。
 研究によれば、バイオ燃料の原料となるポプラや柳、ユーカリの木は成長が早く、再生可能な木質燃料として使用されているが、成長の過程で「イソプレン」という化学物質を高いレベルで放出するという。イソプレンは太陽光の下で他の汚染物質と反応し、有害なオゾンを生成する。
 また研究では、欧州で大規模なバイオ燃料用の植物栽培が行われているとし、人間の寿命や農作物の収穫量に少なからず影響を与える可能性があると指摘した。

 結局、成長が早くバイオ燃料に適した植物だけを増やすと、何かしら問題が出ると言う事だと思います。
 これは当然といえば当然で、様々な植物が育つ事でバランスが取れている自然状況に、ある種の植物だけを人口的に増やせば、何かしら問題が生まれるのでしょう。
 そこは人類の叡智で、なんとか解決させねば・・どうにもなりません。
 化石エネルギーと呼ばれるエネルギーから、バイオエネルギーへ転換出来なければ、人類の歴史は、発展は止まる事が予想出来る以上、なんとかシフトするしか無いのです。

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